吹き抜けのある平家の特徴や注意点について紹介します

平家は移動が少なくコンパクトな間取りなので、最近になり再注目されています。
平家の天井を高くし、吹き抜けを取り入れると開放感のある広々とした空間になります。
そこで、今回は吹き抜けのある平家の特徴や設置するときの注意点についてご紹介します。

□吹き抜けのある平家の特徴について

吹き抜けとは1階に天井を設置せずに2階まで広がっている空間のことです。
また、平家の場合は天井に勾配と傾斜をつけることによって吹き抜けを作れます。
そんな広さのある吹き抜けの特徴をご紹介します。

1. 開放感が出る

空間が縦に長くなっているので、空間にゆとりが持てます。
そのため、実際の広さよりも開放感のある空間になります。
広々とした空間に家族も自然と集まりやすくなるでしょう。

2. スッキリした外観になる

平家を吹き抜けにする場合、屋根の勾配を急にする必要があるので、片方の屋根が高い片流れ屋根が人気です。
片流れ屋根の家は、スッキリしたスタイリッシュな雰囲気を演出します。

3. 採光、通風に優れる

天井を高くすることによって、光を取り入れやすく、風が通りやすくなります。
吹き抜けの上部に天窓を設置することにより、日差しが自然に入り込みます。
光の入りにくい北側の場所や密集地であっても自然光を取り込めるのが特徴です。

また、吹き抜けがある場合は空気が循環されやすく、いつでも新鮮な空気を部屋全体に取り込めます。
開閉可能な天窓があれば換気しやすくなり、湿気やカビの発生を未然に防ぎます。

□平家を吹き抜けにする際の注意点とは

*冬の寒さに注意

暖かい空気は軽いので上に向かい、冷たい空気は重いので下に沈みます。
そのため、冬場の生活する空間の気温は低くなるので、暖めるための光熱費が高くなってしまう恐れがあります。

そこで、吹き抜けの家は断熱性と気密性の高い家にすることが重要です。
断熱性や気密性が高いと、家の熱を内部に閉じ込められるので、暖房を効率よく使えますので光熱費を抑えられます。

*天井周りの清掃に注意

勾配天井の場合、高い位置の清掃が必要です。
また、吹き抜けに梁がある場合は特に埃がたまりやすい場所です。
高い場所でも使える伸縮タイプに清掃道具を準備すれば、簡単に掃除できます。
伸縮性のモップやワイパーなど便利な道具を活用して清掃の負担をできるだけ減らしましょう。

□まとめ

今回は吹き抜けのある平家の特徴についてご紹介しました。
吹き抜けのある平家は天井の位置が高い分屋根が斜めなので開放感があり採光、通風に優れるのが特徴です。
また、吹き抜けのある平家には断熱対策と清掃のしやすさを考慮した上で取り付けましょう。

吹き抜けのある平家でお困りの方は、当社までお気軽にご相談ください。

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