脱炭素住宅とはどんな家?脱炭素住宅の優遇措置と併せてご紹介!
近年、地球温暖化や気候変動などの環境問題に対する意識が高まっています。
それは私たちの住む住宅も例外ではありません。
そんななかでも脱炭素住宅とは環境に優しい近未来な住宅です。
今回は脱炭素な住宅の特徴や仕組みについてご紹介します。
□脱炭素住宅の特徴とは?
脱炭素の住宅とは、低炭素住宅とも呼ばれ二酸化炭素の排出量を抑制できる機能のある住宅のことです。
二酸化炭素は温室効果ガスの一種なのでこの排出量の削減は地球温暖化対策に大きく貢献します。
また、低炭素住宅には基準が設けられており、それをクリアすることで環境に優しい住宅として認定されます。
低炭素住宅の評価基準には、外皮性能と一次エネルギー消費性能があります。
外皮性能は外側の屋根や外壁の断熱性能のことで一次エネルギー消費性能は冷暖房、換気、照明、給油等の設備で消費されるエネルギー量の性能を指します。
□低炭素住宅には優遇措置がある!
低炭素住宅に住むと補助金の支援や税金の控除などさまざまな優遇措置が受けられます。
*地域型住宅グリーン化事業
地域型住宅グリーン化事業とは、低炭素住宅やゼロエネルギー住宅などのエネルギー効率が良く、耐久性に優れた木造住宅を建てる時に補助金が交付される制度のことです。
低炭素住宅に認定されると地域型住宅グリーン化事業の補助金を受けられる場合があります。
*住宅ローンの控除と金利の引き下げ
低炭素住宅に住むと税金の優遇があり、住宅ローンの控除を一般の住宅と比べて多く受けられます。
借入限度額の上限が高いため、最大5000万円まで住宅ローンが控除されます。
また、通常よりも低い金利で住宅を利用できる可能性があります。
低炭素住宅は省エネとしての条件をパスしているため、「フラット35S」の金利プランAでは、借入から10年間は通常よりも0.25%金利を抑えられます。
*「登録免許税」の税率引き下げ
登録免許税とは住宅の保存登記や移転登記を行うときにかかる税金のことで、その種類に対して税率が定められています。
低炭素住宅は登録免許税にかかる税率が一般的な住宅と比べて低く、納税の負担を軽減できます。
□まとめ
今回は脱炭素の住宅についてご紹介しました。
脱炭素な住宅は低炭素住宅と呼ばれ、認定されるには厳しい基準をクリアする必要があります。
認定されると、税金の控除や補助金のさまざまな待遇を受けられます。
環境にもお財布にも優しい低炭素住宅を検討してみてはいかがでしょうか。
脱炭素の住宅を検討の方は当社までお気軽にご相談ください。