2020年7月18日

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2020年7月 8日

月間センチュリー(2016年1月号)

新築・建替えについて

土地を持っていないため、土地から探していますが。
ご安心ください。土地をお探しの場合は、ご案内させていただきます。
エリアやご予算・ご要望などをお聞かせください。
狭い土地だけど、注文住宅で建てることができますか?
狭小の敷地や、変形の敷地だからこそ、その敷地特性に応じたプランができる注文住宅が最適です。
自由設計の利点を十分に活かし、土地の有効利用ができます。
地盤が気になるのですが?
ご安心下さい。弊社が責任をもって地質調査を行います。
まず、地質調査を行い、地盤の強度に応じて地盤改良を行います。地盤改良が必要な場合は、別途費用が発生します。
注文住宅って割高ですか?
使用する建材や、商品の仕様を自由に選ぶことができるので、ご予算に応じて、費用を掛けてこだわりたい部分とそうでない部分とに優先順位をつけて、柔軟に家づくりをすることが可能です。したがってお客さまのご予算の範囲内で、最も希望にかなう家が建てられますので、一概に割高とはいえないでしょう。
注文住宅なら、どんな家でも建てられるのですか?
残念ながらどんな家でも建てられるわけではありません。
家を建てる時に影響する法規制には、地域や敷地に関するもの、家の広さや高さ、建材などに対する法規制などがあります。
お客さまのお好みやご要望をお聞かせいただき、営業担当者が法規制と照らし合わせ、最適なプランをご提案いたします。
今持ってる家具、新しい家に入るか不安なんですが。
大丈夫です。注文建築なら家具に合わせて間取りを引くことが可能です。大きさをお知らせ下さいましたら、間取り打ち合わせの際、図面に入れさせて頂きます。
家ってどれぐらいの期間で完成しますか?
約3ヶ月くらいです。
もちろん、天候・季節・時期によって差はありますが、基本的に棟上げから引渡しまで約3ヶ月ほど見て頂ければ充分です。
家族だけで間取りなどを考えるにあたり、強度や収納など少し不安があるのですが?
先ずは弊社担当者にご相談下さい。
収納の数や、生活スタイル、要望などをお伝えて頂けるれば、最適なプランをご提案します。プラン提出、打合せを何度も繰り返すことにで完成度の高い間取りが完成します。その後の打合せにつきましてもアドバイスをさせて頂きながら設備を決めていきます。
将来に備えて、増改築のしやすさも考えたいのですが。
築当初から、将来の増改築も想定したうえでご検討されることをお奨めします。弊社の注文住宅の場合、多くは在来工法による「木造自由設計」が中心となっておりますので、増改築は比較的容易です。

リフォームについて

リフォームのタイミングは?
リフォームを考えるきっかけとなるのは、次のような場合です。
・年数の経過による建物本体や設備の老朽化
・住まい全体や部屋別の不満の解消
・家族の年齢、構成の変化
・安心、安全・健康に過ごすための住まいの改善
大きく分けると、建物や設備など住まいそのものの老朽化に伴うもの。
もうひとつは、そこに住む家族の年齢や構成など生活環境が変化したときです。
リフォームでどんなことができるのですか?小さな工事も頼めますか?
設備機器交換やクロスの貼り替えから、大規模な間取りの変更、耐震、断熱といった住宅の基本性能を高める内容まで承ります。お住まいの不便・不満を解消するための、ちょっとした工事も遠慮なくご相談ください。
リフォームでできること、できないこと?
リフォームが制限されたり制約を受ける要因は、建物の工法や構造による違い、建物の敷地や状態、マンション特有の条件や数々の法律の規定などさまざまです。特に、マンションの場合は自分の自由にできるのは専用部分だけです。マンションの構造体や共用部分のメンテナンス、補修、改修は管理組合が行いますので、個人が勝手に共用部分に手を入れることはできません。
リフォームできるかどうかは、法律の規定など総合的に判断する必要がありますので、専門家の意見やアドバイスも得ながら慎重にすすめることが大事です。
建て替えとリフォームどちらがお得?
通常のリフォームなら新築より安く仕上ることができます。ただし、敷地の地盤が周囲より低い、建物の基礎にひび割れやゆがみが生じている、シロアリの被害が進んでいる場合などは、リフォームの前提として問題箇所の改良、補強、修理に多額の費用と日数が必要となります。このような場合は、リフォームを検討するよりも必要な処置を施したうえで、建て替えを考えたほうが賢明です。
見積りはどこまでが無料ですか?
例えば、営業担当者が、お客さまのお宅を訪問し、お客さまのご要望をお聞かせいただき、それに基づくプランを作成した場合などは基本的に無料です。
ただし工事内容により、別途設計費用等が必要になる場合もございますので、まずは営業担当者にご相談ください。
見積書に記載の金額より高くなることはありませんか?
ご提出いたしました見積書に記載の工事内容であれば、見積書に記載の金額しかいただきません。
追加工事が発生した場合には、再度見積書を作成し、工事内容と金額にご了解いただいた上で工事施工いたします。
リフォーム工事中、引越しが必要でしょうか?
大規模なリフォームを施工する場合でも、工事箇所により工事期間をずらすなどして進めていけば、引越しをせずにお住まいのままで可能な場合もあります。
もし、お住まいのままでの工事ができない場合でも、弊社にて仮住まいの手配(有償)もいたします。
古い家で地震が心配ですが。
1981年の建築基準法の改正時に、新しい耐震基準が作られました。問題になるのは、改正前に建てられた家です。老朽化も進行していると考えられ、リフォームする前には壁の配置や量、筋交い、構造用金物の有無をチェックして耐震性を確認する必要があります。
壁量が足りなければ耐震壁を作らなければならないので、コストアップとなります。ただ、基礎が玉石を置いただけ、アンカーボルトが入っていないブロックなどの場合は補強費用が大幅に高くなるために、コスト的に建て替えを選んだ方が良いときもあります。
結露を防ぐには?
結露が起きる原因は、外気と室内の温度差ですが、起きる場所によって表面結露と内部結露に分かれます。表面結露は暖房時に窓ガラスに水滴が付く状態ですが、室内に水蒸気をためないようこまめに換気をすることで抑えることができます。
一方、壁内に発生するのが内部結露です。壁の断熱材によって室内と壁内に大きな温度差が生じて内部に結露が発生します。内部結露は目に見えない所で発生するので、知らないうちに内部の躯体に腐朽が進んで深刻な状態になるときがあります。内部結露を防ぐ方法として、木造軸組材の外側に断熱材を設置する外断熱工法があります。
工事費以外に必要な費用は?
リフォームに要する費用は工事費用だけではありません。規模の大きな増改築などは、住みながらの工事より引っ越した方がトータルの費用と日数を抑えることができる場合もあります。
その場合、引越し費用、工事期間中の家賃や敷金・保証金、駐車場代、荷物を預けておく時の貸倉庫レンタル料などの費用が必要になります。また、増築面積によって建築確認申請の手数料、不動産取得税や登記費用などが必要になるときもあります。
一口にリフォームといっても工事代金だけでなく、ほかにもいろいろな費用が発生します。工事の規模、内容から見込まれる費用を計算して、ある程度余裕をもった資金計画をたてることをおすすめします。

2020年7月 7日

【わくらす】横手市F様邸 新築住宅

わくらす
真夏の暑さを跳ね返すオリジナル遮熱工法採用

F様邸新築住宅

真夏の暑さを跳ね返すオリジナル遮熱工法採用。
ボイラー1台で家中ぽかぽか!蓄熱式全館床暖房。しかも省エネ。真冬でも素足で快適生活。
誠心住工房フォレスト「夢ハウスシリーズ」第一弾発表!

  • 厚さ30mmの無垢材フローリングを始め、壁・天井にも無垢材を多数使用。
  • 壁、天井の仕上げ材には珪藻土クロスを標準採用。木部の塗装は天然素材の塗料を採用。
  • 高齢化社会を見据え、内部建具に引き戸を積極採用。玄関戸にも上吊り引き戸を採用。

これからの住宅の良し悪しは性能で決まると言っても過言ではありません。
しかしながら、その性能を左右する部分は最終的に隠ぺいされてしまいます。完成すると見えなくなってしまう部分の施工がとても重要なのです。なぜなら性能値の高さがそのままランニングコストに直結してくるからに他ならないのです。

他社様との性能比較はこちら

※写真をクリックすると拡大します。

  • 南西外観
  • 南東外観
  • 玄関戸
  • 玄関1
  • 玄関2
  • 玄関収納
  • ホール1
  • ホール2
  • LDK1
  • LDK2
  • LDK3
  • LDK4
  • システムキッチン
  • 親寝室1
  • 親寝室2
  • 親寝室3
  • 和室1
  • 和室2
  • 階段下収納
  • 階段
  • 階段+2階ホール
  • 2階主寝室1
  • 2階主寝室2
  • 2階主寝室3
  • 2階主寝室4
  • 2階主寝室天井
  • 2階洋室
  • 洗面所入口戸
  • 洗面所
  • 洗面化粧台
  • 浴室
  • 1階トイレ
  • 男子トイレ
  • トイレ用手洗い
  • 2階トイレ+納戸
  • 食品庫兼勝手口
  • ボイラー室
  • 給湯用ボイラー
  • 床暖用ボイラー
  • 車庫南面
  • 車庫北面

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【チャオ!】横手市大雄S様邸 新築住宅

蓄熱式全館煖房の家
横手市大雄S様邸

蓄熱式全館煖房の家

床暖房の本来の目的は、熱源が感じられない自然な暖かさで、部屋と部屋の温度差がない空間を作ることです。居間だけを暖め、廊下やトイレに行ったら急に寒くなり、お年寄りを危険に晒すのが今までの住居暖房でした。

これをヒートショックと言います。
こうした問題を解決して家全体を暖め温度差をなくし、しかも燃費の良い暖房方法が蓄熱式床暖房なのです。

真冬の寒さの中で、どれだけ快適な空間が保たれているのか、ご自身の身体で体感してみてください。
他の煖房方法との決定的な違いがわかって頂けると思います。


※写真をクリックすると拡大します。

  • 23帖のLDK+和室6帖
  • 明るいダイニングは、予め壁掛けテレビや炊飯器の場所や高さも考えて設計してあります。
  • 広いキッチンスペース。奥様の家事導線を考えて設計しました。
  • 開放感のあるリビング。蓄熱式床暖房で、ほっこりと足元から暖まっていきます。
  • 1Fトイレ。タンクレストイレを使うことで、余裕のある空間になります。また、節水型タイプなので家計にも優しいトイレになっています。
  • 床暖用FF式灯油ボイラーとヘッダー配管。これ1台で60坪の全館煖房が可能です。
  • 明るい玄関。玄関タイルの下にも床暖房が入っているので、玄関戸を開けた瞬間から、ほこりと暖かい空間になります。
  • 子供部屋。クロスの柄や照明器具は、この部屋に住む男の子が選びました。
  • 広いクローゼット。収納方法によって様々な使い道があります。全てお客様とご相談して決めていきます。
面積 179.96㎡(54.43坪)6LDK
構造 木造在来軸組工法2階建て
断熱材 床)ウレタンフォーム66mm
壁)現場発泡ウレタン75mm
天井)吹込みロックウール300mm
サッシ 樹脂サッシ(エクセルシャノン製)
ガラス)Low-Eアルゴンガス入りペアガラス一部トリプルガラス採用
玄関戸 断熱鋼板製上吊り片引き戸(LIXIL製)
煖房方法 蓄熱式全館床暖房24時間フル稼働
24時間換気 第3種式換気(グリーンファン)

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I様邸プチ床暖リフォーム(秋田市)

I様邸リフォーム(秋田市) 2019.2.12
1階のみのプチ床暖工事

リフォームをするきっかけ(I様ご夫妻【60代】)26年前に新築された建売住宅です。
ご主人のI様は1年程前に軽い脳梗塞を患われ、それがキッカケとなってヒートショックが人体にとっていかに危険なものであるかということを身を持って感じたそうです。

それ以来、ヒートショックの発生率の少ない全館暖房のリフォーム工事を行う業者を探し求め、弊社のホームページにたどり着いたとのことです。

お電話を戴いたのが12月で、年明けの1月に行われたリフォーム内覧会(雄物川町)にお越し戴き、実際に体感して弊社での工事を決められました。

リフォームをするに当たっての改善ポイント■限られた予算でいかに快適かつ暖かい空間に変えられるのか
通常床暖リフォームを行う場合、弊社では壁・床・天井全ての断熱材を高性能なものに変えております。それは小さな熱源一つで全館を暖かくするには、断熱性能を上げないと実現出来ないからです。

今回のリフォームで最大のネックとなったのが限られた予算でした。建物全体の断熱材を変えると内外装工事の量が増え、必要金額が予算を大きく上回ったのです。

そこで考えついたのが1階のみの床暖工事でした。既にお子様達は独立され、今はご夫婦二人だけの生活です。めったに使わない2階の部屋の工事は見送り、また平成4年完成の建物であることから壁面については断熱材をそのままとし、開口部(サッシ)のみ断熱性能をアップさせ、断熱材の変更は床と天井のみ行いました。

■断熱材の連続性の重要性(平成初期完成の建物の特長)
平成初期の建物の断熱材は厚みは同じでも、現在使われている断熱材より性能が劣ります。

また建築業者も今では当たり前の『高断熱・高気密住宅』などという概念を持っている人は殆どおらず、正しい断熱材の入れ方が出来ていない建物が多数あったと思われます。I様邸もその中の一つでした。

最大の欠点は『断熱材の連続性』がいかに重要かを理解していた人が少なかったという事です。仕様書の中には壁・床・天井それぞれにどんな断熱材を使用したかが書かれていても、その施工方法が間違っていれば断熱材本来の性能は発揮されないのです。

現在でも断熱材はただ入れていれば良いと思われている業者は少なくないと思います。が、そうではありません。施工方法がとても重要なのです。中でも特に重要なのが『断熱材の連続性』で、これは床から壁・天井まで断熱材が繋がった状態を意味します。

総2階建ての家は容易に施工が出来ますが、下屋のある家では出来ていないケースが多々見受けられます。I様邸は正にそのケースでした。

今回のリフォーム工事の肝となる部分は完成してからでは見えなくなってしまう部分ですので、施工中にI様ご夫妻に実際の工事を見て貰い、その重要性を理解して戴きました。

■内窓採用で予算を大幅に縮小
I様邸のサッシの殆どは二重サッシでした。

寒冷地において当時はこの二重サッシが標準的な窓でしたが、現在の断熱サッシと比較すると性能は比べ物にならない程低く、室内の熱がドンドン逃げて行きます。

それならば最新の断熱サッシに交換すれば一番良いのですが、事はそう簡単ではありません。サッシを交換するには外壁材を壊さなければならないのです。

ここがサッシ交換の最も難しいポイントです。外壁の張り替えには莫大な費用が掛かります。実際、I様邸でもここが一番悩んだ部分です。外壁を壊さずに開口部の断熱性能を上げる方法。そして結論にたどり着いたのが内窓の採用でした。

サッシ単体の費用だけで見ると内窓の方が高額です。なぜならば全ての内窓はオーダーメイドで作られてくるからです。
しかし外壁の張替えなど行う必要が無く、総額で見れば圧倒的に費用を抑える事が出来るのです。

実際のリフォーム施工事例※写真をクリックするとビフォーアフターをご覧頂けます。

  • 居間と掃き出しサッシ→掃き出し二重サッシ
  • ダイニングとキッチン
  • 洗面所
  • 和室と掃き出し障子→掃き出し内窓交換
  • 玄関
  • トイレ入り口段差解消
  • 床暖房蓄熱層工事状況(居間)
  • 床暖房配管工事状況(ダイニング)
  • 断熱改修(1階床下ウレタン116mm吹き付け後)
  • 断熱改修(断熱材の連続性/1F壁→1F天井→2F壁)
  • 断熱改修(2階天井断熱ブローイング200mm吹き込み後)

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OB様邸部分リフォーム (横手市)

OB様邸リフォーム(横手市) 2019.2.12
1階和室のリフレッシュ化と夫婦それぞれの部屋を創造

リフォームをするきっかけ(OB様ご夫妻【60代】)秋田市にお住いの息子さんが弊社のホームページをご覧になって連絡を戴いたのがキッカケでOB様ご夫妻様とお会いする事が出来ました。

1階の主たるスペースは7年程前に地元のハウスメーカーさんでリフォームが行われていて、弊社がお話戴いたのはその時に行わなかった部分のリフォームと毎年冬になると雪害で問題になる2ヶ所の屋根の改造でした。

OB様邸の問題点

  • 居間に窓が無く、外を見る事が出来ないし、暗い。
  • 和室と広縁が古民家づくりで老朽化が激しく、お客様が来ても泊められない。
  • 和室の北側にある窓の無い部屋と西側の部屋をリフォームして、夫婦別々でくつろげる個室にして欲しい。お互い趣味が違うので、気を遣わず趣味を堪能したい。
  • 2階北側の屋根と西側下屋の形が複雑で、毎年雪害による被害が心配。

リフォームをするに当たっての改善ポイント■窓の無い居間に太陽の光をもたらし、外の風景が見られるように。
(ビフォー)居間の南側は広縁と玄関が隣接しており、玄関と広縁は繋がった形になっていて、居間との境には前回リフォームした際に取り付けた4枚引違いのガラス戸がありました。

(アフター)玄関と広縁の堺に仕切り壁を設け、4枚引違い戸を2枚引違い戸に改造し、戸は居間と玄関との仕切り専用とし、広縁部分を居間として組み入れ南側の風景が見えるように改造しました。

■和室と広縁の素材はそのままに、民芸調スタイルの和風空間へ
和室は古民家づくりで挿し木鴨居が使われた元々は立派な部屋でした。ただ造りが古くなっただけでしたので、いくつかの工夫を凝らして仕上げてみました。

  • 柱や梁といった木部は黒系で塗装し、壁は白系で統一。
  • 広縁との仕切りとなる建具は再利用し、上段の障子紙はワーロン紙に、中段のガラスはポリカーボネイト板へ、下段にはシナベニヤを張り、木部は全て黒系で塗装。
  • 和室の天井は全面張替えで石膏ボードを張り、その上にシナベニヤを3尺角の格子状に張って、生地仕上げで塗装。
  • 広縁は必要以上に開口部が多く、かつ大き過ぎたので、適度な大きさの断熱サッシに交換。床は黒系のフローリングを張り、天井・壁には和風のクロスを。また更に統一感を持たせる為、照明器具も同柄の和風灯具を使用しました。

■趣味が異なる夫婦が気兼ねなくくつろげる個室を作り出す
和室と広縁を除いたスペースで個室2部屋と各収納をどのように作り出すか?今回のリフォームで一番大きな間取り改造工事です。

ご主人の部屋は以前窓がありませんでしたが、北側の廊下を部屋として組み入れる事で、その問題を解消。部屋も広くなり、押入・クローゼットも完備。更に趣味であるオーディオを満喫出来るよう居間との仕切り壁は遮音壁に改造。

天井にもこだわりのスピーカーが付けられるよう予め配線まで行いました。奥様の部屋は和室の東奥の洋室6帖間。趣味の読書やパソコンが出来るよう、作り付けのデスクや可動式の本棚もご用意。北側にあった廊下をウォークインクローゼットに改造し、洋服がたっぷり収納出来るようにしました。

■屋根の形状を変える事で雪害による被害を軽減
2階屋根の北側中央にぽっこりと出ていた切妻屋根。そして下屋東側の不雑な屋根形状。これらが冬になると積もった雪が変な形になって壁や窓に被害を与えてしまう。OB様にとっては、とても厄介な問題でした。

弊社が提案したのはシンプルな屋根形状への変更でした。

2階のぽっこりと出た切妻屋根は解体し、2階大屋根と一体化させて雪下ろしの要らない屋根へ。複雑な下屋も一部片流れ屋根に変更し、雪が溜まらないように変更しました。

■断熱リフォームで夏も冬も快適生活
今回、OB様邸では床・壁・天井の断熱材として現場発泡ウレタンを採用しました。

袋入りのグラスウールなどと違い隙間なく断熱材が入る為、断熱材本来の性能が発揮出来るので室内の熱損失が少なく済みます。

また弊社標準サッシであるサーモスXは樹脂サッシとほぼ同等の断熱性能を持っており、リフォーム工事でありながら新築工事にも匹敵する快適空間を作る事が出来ます。

実際のリフォーム施工事例※写真をクリックするとビフォーアフターをご覧頂けます。

  • 窓の無い居間から間仕切り戸を外して窓のある居間へ。4枚引き戸を2枚に変更。
  • 南側広縁・東側広縁コーナー部分
  • 古民家の証(差鴨居のほぞ)・東側から見た和室
  • 広縁東側窓・広縁南側窓
  • 和室北面・南面(柱や梁を黒系で統一し、壁は白系でスッキリと。建具は既存品を再利用)
  • 床の間・仏間・神棚、床柱・地板・床框はケヤキの色をそのままに。押し入れ
  • 天井はシナベニヤを格子状に貼り、モダン和風に。
  • 洋室A北面・洋室A南面
  • 洋室A収納・洋室A北側旧廊下→W.I.Cへ
  • お母さんお気に入りの本棚付きオリジナルカウンター
  • 洋室B南面・洋室B北面(窓のある部屋に変身)
  • 旧廊下との仕切り壁を無くして明るい部屋へ
  • 洋室B東面収納
  • 北西側2階屋根
  • 外壁面全面構造用パネル張り
  • 土台腐食部分交換
  • 通気工法(二重胴縁)
  • 天井断熱工事
  • 床下断熱工事
  • 壁断熱工事

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SA様邸床暖リノベーション (羽後町)

SA様邸リフォーム(羽後町) 2019.2.12
大規模高性能化リフォーム工事

お客様のご要望は次の通りでした。

  1. とにかく冬が寒い。高齢の両親が快適に住める暖かい家にしたい。
  2. 両親の身体を考えると全館暖房の家にしたい。
  3. 先祖代々受け継がれてきた古民家づくりの部分を残したままリフォームして欲しい。

工事前【外部】

  1. 明治時代からある平屋の古民家部分は萱葺き屋根の上に鉄板瓦が葺かれ、重厚感 漂う外観である。だが、昭和に建てられた二階建て部分はいかにも華奢な造りで 外から見ても老朽化の深刻さが伺える状態でした。
  2. 開口部が多く、耐力壁が少なかった。(実際に解体してみると筋交いが薄く、金物も全く使用されていなかった。大地震に対して不安な住宅であった。)

【内部】

  1. 平屋の古民家部分、特に居間の天井にある太鼓梁は漆塗りが施され、美しい状態でした。また柱は栗の木で5寸角以上の太さがあり、若干の傾きはありましたが、 とても希少性の高い構造物でした。しかし空間的には無駄に広すぎる感あり。同じく玄関も無駄に広すぎて、持て余してしまっている状態。
  2. 古民家部分も昭和に建てられた2階建て部分も床の水平が悪く、また至るところで段差があり、階段も急勾配で高齢者が住むには障害が多すぎました。
  3. 台所兼食堂は勝手口やボイラー置場、内蔵や洗面所への出入口があり、家事動線的には良かったのかもしれませんが、整理整頓がしにくい間取りでした。
  4. 高齢者夫婦の部屋はトイレや洗面所が近くにあり良かったのですが、室内に収納スペースが全く無く、やはり整理整頓しにくい状態でした。
  5. トイレは1階に男女各1カ所ずつありましたが、入口までの廊下がジグザグにな っていた為、使いにくかったと思われます。

【断熱性能・暖房方法】

  1. 床下には全く断熱材が入っておらず、床根太の構成もバラバラで全面的な補強が必要でした。
  2. 古民家部分の外壁には断熱材など入っておらず、2階建の方も薄いグラスウールが部分的に入っているだけでした。
  3. 2階天井だけにグラスウール50mmが敷かれているだけでした。
  4. サッシは一部だけが二重サッシで、殆どがアルミ製のシングルガラスを使用。
  5. 居間と2階洋室のみにFF式ストーブを設置していた。局所暖房なので台所や廊下・トイレ・洗面所などは寒かった。(ヒートショックの恐れ大いにあり)

工事後【外部】

  1. 今回行った区画の外壁を全て金属サイディング張り(通気工法)にして長持ちするようにしました。また凹凸の多かった外壁を極力シンプルな形状にしました。 昭和に建てられた部分の下屋のみ、屋根の葺き替えを行いました。
  2. 多すぎる開口部を最小限に抑え、採光を取りつつ壁面(耐力壁)を増やしました。 また肉厚の薄い筋交いは交換し、更に金物を取付けて耐震補強を行いました。
  3. 玄関戸も断熱片引き戸に取替え、高齢者に配慮した出入りが出来るようにしました。

【内部】

  1. 平屋の古民家部分の構造材はそのまま活かし、次項のリフォームを行いました。
    1)北側の使用されていない広縁を居間に取り込み、床を畳からフローリングに変更しました。壁は漆喰塗りでしたが汚れがひどかったので、漆喰用の塗料を塗り、天井は解体して石膏ボードの上にクロスを張りました。
    2)これまで天井から吊り下げられていた照明を壁面に移動し、スッキリとした空間にしました。
    3)玄関にはシューズクロークを新たに設け、床には300角のタイルを張り、大黒柱も作り替え、格調高い空間に仕上げました。(タイルの下にも床暖房が敷設)
  2. 極力段差が出ないように床レベルを調整し、階段も緩勾配に作り替えました。
  3. 家事動線を考慮しながら、全く違う形の対面式キッチンを実現させました。
  4. 高齢者夫婦の部屋に2ヶ所の収納スペースを生み出し、洋室に作り替えました。
  5. トイレは1カ所に集約し、長い廊下を無くして最短距離で行けるようにしました。

【断熱性能・暖房方法】

  1. 床下は補強必要箇所の修復を行った後、現場発泡ウレタンを116mm吹き付けました。
  2. 外壁は全面に構造用パネル(ハイベストウッド)を張り、内側より現場発泡ウレタンを77mm吹き付けました。
  3. 古民家の天井には現場発泡ウレタンを140mm吹付け、2階の天井の断熱は吹込み式ロックウール200mmで対応致しました。
  4. サッシはサーモスX(ガス入りペアガラス)を標準仕様とし、居間の掃き出し窓にはトリプルガラスを使った超高性能サッシを採用しました。 ※ 弊社の高性能化リフォーム工事は新築工事に準ずる性能を誇ります。
  5. 1階は食品庫・浴室を除く全部屋に蓄熱式床暖房が敷設されております。(2階は除外) ※ 住宅の高性能化によりFFストーブより小さなボイラー1台で40坪の空間が24時間、快適 な状態で生活する事が出来ます。(2018.12.15測定:不凍液循環温度:39°C、室温:22°C、外気温:0°C)

実際のリフォーム施工事例※写真をクリックするとビフォーアフターをご覧頂けます。

  • 玄関・玄関戸
  • 玄関シューズクローク・寝室前廊下
  • 古民家居間(東面・北面)
  • 古民家居間(西面・南面)
  • キッチン
  • トイレ(1坪)
  • 洗面所・浴室(1.25坪)
  • 階段・2階廊下
  • 2階洋室
  • 2階和室
  • 玄関土間床暖配管
  • 居間床暖配管
  • 台所床暖配管
  • 両親寝室床暖配管
  • 廊下床暖配管
  • 洗面所床暖配管
  • トイレ床暖配管

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O様邸床暖リノベーション (横手市)

O様邸リフォーム(横手市)

リフォームをするに当たっての改善ポイント■工事前の住宅はこのような状態でした。

【外部】

  1. 道路側から見える部分は漆喰仕上げの外壁で落ち着いて見えるが、奥の方に回ると過去数回の増改築で屋根と外壁が複雑な形になっていた。特に北側の下屋の形状は複雑で雪下ろしも大変であった。
  2. 開口部が多く、耐力壁が少なかった。実際に解体してみると筋交いに金物は全く使用されていなかった。(大地震に対して不安な住宅であった。)
  3. 玄関戸は内鍵しか掛けられず、外出の際は風除室で戸締りを行っていた。

【内部】

  1. 豪勢な造りではあるが、無駄に広い部屋や逆に用途を考えると狭い部屋があり、全く使用されていない部屋もあった。1階の和室10畳などは光が殆ど入ってこずカビ臭い部屋になっていた。
  2. 御祖父様が家具・建具職人であったせいか押入などの収納が殆ど無く、数多くのタンスが置かれていた。しかし収納用途が時代にマッチせず、整理整頓に困っていた。
  3. 2階の主寝室から洗面所やお風呂まで動線が長く、都度玄関、居間、キッチンを経由しないと行けなかった。
  4. 以前工場を経営していたため従業員用のトイレが複数残っていたが、現在の家族人数からして多すぎだった。しかも冬になると頻繁に凍結して悩まされていた。実際に解体してみると外周部分には基礎が無く、外気がそのまま流入していた。
  5. 各所に段差があり、高齢者にはつまずきやすい作りになっていた。

【断熱性能・暖房方法】

  1. 床下には100mm(10k)のグラスウール(GW)が入っていたが、一部が湿気によりカビていた。床材との密着度も低く床下からの冷気が入ってきた。
  2. 外壁にも100mm(10k)のGWが入っていたが、気密処理はされていなかった。
  3. 天井にも100mm(10k)の袋入りGWが敷かれていたが、隙間だらけで暖気が屋根に抜けていた。それゆえ冬になると大きな氷柱が出来、それが落下し下屋が破損した。
  4. サッシは二重もしくはアルミ製のペアガラスを使用していた。
  5. 居室のみにFF式ストーブを設置していた。局所暖房なので廊下やトイレ・洗面所などは寒かった。(ヒートショックの恐れあり)

■リフォーム工事を行ってこのように変わりました。

【外部】

  1. 外壁を全て金属サイディング張り(通気工法)にして長持ちするようにしました。
    また凹凸の多かった外壁を極力シンプルな形状に改良しました。同様に複雑だった屋根形状も改造し、シンプルなデザインにしました。
  2. 多すぎる開口部を最小限に抑え、採光を取りつつ壁面(耐力壁)を増やしました。
    また金物が付いていない筋交いには金物を取付けて耐震補強を行いました。
  3. 玄関戸を断熱片引き戸に取替え、外からの戸締りが出来るようにしました。

【内部】

  1. 柱や梁などの主要構造躯体を殆ど壊さず、使いやすい間取り変更を行いました。
    1)ダイニングキッチンの移設・・・朝日を浴びながら朝食が取れるようにしました。また従来の約2倍の広さで対面式キッチンを採用し、TVを見ながら炊事や食事が取れるよう配慮しました。(エコキュートは既存品利用。)
    2)2階の主寝室を1階に移設・・・夫婦の動線範囲が大幅に縮小されました。
    3)奥様の家事動線を第一に考え、最短距離で動けるよう考慮しました。
    4)各部屋の使用目的を明確化し、収納スペースも取る事で整理整頓がしやすくなりました。(シューズクローク・ランドリースペース・食品庫・クローゼット等)
  2. ご家族が大切にしていた部分は極力残しつつ、以前とは違う空間に変身させました。
  3. 玄関はお客様を迎える場とし、また玄関から居間が見えないように配慮致しました。
  4. 洗面化粧台はフォレストオリジナルフルオーダーメイド品です。(世界に一つだけ)
  5. 玄関・食品庫を除く全ての部屋をバリアフリー対応としました。

【断熱性能・暖房方法】

  1. 床下のGWは全て撤去し、硬質ウレタンフォームを116mm吹き付けました。
  2. 外壁のGWも全て撤去し、外部から硬質ウレタンフォームを77mm吹き付けました。
    また外壁下地に張る防水透湿シートには遮熱用を用い、夏場の暑さを和らげます。
  3. 天井の断熱は吹込み式ロックウール200mmで対応致しました。
  4. サッシは樹脂製ペアガラス(ガス入り)を標準仕様とし、居間・キッチンの掃き出し窓にはトリプルガラスを使った超高性能サッシを採用しました。
    ※弊社の高性能化リフォーム工事は新築工事に準ずる性能を誇ります。
  5. 1階は食品庫・浴室を除く全部屋に蓄熱式床暖房が敷設されております。(今回の工事では2階は子供部屋のみ敷設)
    ※住宅の高性能化によりFFストーブより小さなボイラー1台で54坪の空間が24時間快適な状態で生活する事が出来ます。

間取りの変更※写真をクリックするとビフォーアフターをご覧頂けます。

  • リフォーム前
  • リフォーム後

実際のリフォーム施工事例※写真をクリックするとビフォーアフターをご覧頂けます。

  • 外観
  • 外観
  • 玄関
  • 階段・ホール・シューズクローク
  • 1階廊下
  • 居間
  • 居間
  • ダイニングキッチン&システムキッチン
  • 1階洋室
  • ランドリースペース
  • 主寝室
  • 食品庫
  • 1階トイレ
  • 洗面所&洗面所収納
  • 浴室
  • 2階洋室
  • 2階トイレ

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KU様邸部分リフォーム (大仙市)

KU様邸リフォーム(大仙市)
キッチンの対面式化とその他水廻りの全面改造及び玄関屋根改造工事

リフォームをするきっかけ(KU様ご夫妻【50代】)20年前に新築された建物ですが、五つの大きな問題点を抱えてご相談に来られました。

一つ目はシステムキッチンが北向きで奥様が常に居間を背にして家事をされるのが嫌で対面式に出来ないかという事と併せてLDKの全面改装。
二つ目はキッチン以外の水廻りのバリアフリー化とその部分の間取り改造。
三つ目は冬になると毎日のように玄関先に落ちてくる雪の落雪対策。
四つ目は冬場の寒さ対策。五つ目は井戸水のせいで度々故障するボイラーを何とかしたいという事。

リフォームをするに当たっての改善ポイント■小さな変更でどれだけ使いやすい間取りに変えるか
リフォームの極意は今ある構造体をどれだけ上手く利用して、使い勝手の良い間取りに変える事が出来るかだと思います。このお宅では真にそれが実践された稀なケースだと言えます。

以前からこの家に来た事がある人はおそらく不思議に思うでしょう。あまり変わったように見えないけれど、全然違うと。(これは図面を見比べないと誰にも分からないと思います。)

■落ち着いた雰囲気を壊すことなく、危険だけを取り除く
このお宅はあるハウスメーカーのモデルハウスを基に建てられました。基が寄棟の屋根なので、このお宅も屋根は寄棟です。ですから建物の四方全部に雪が落ちてきます。

当然、玄関先にもです。そこで今回のリフォームで玄関上の屋根形状を寄棟から切妻に変更して、玄関ポーチの階段部分に雪が落ちてこないようにしました。

また、寄棟だった頃の落ち着いた雰囲気を壊す事の無いように、妻壁に和風のタイルを張って違和感を出さない工夫をしました。

■最新設備機器でリフレッシュ&省エネ対策
この地域は上水道が来ない所で水は井戸水しか使えません。従って井戸水対応機種の無いボイラーでは故障が出ても仕方ありません。

そこで今回のリフォームでは新しく発売された井戸水対応型のエコキュートを設置致しました。これで不測の事態もだいぶ解消されるはずです。

トイレは節水機能付き便器で車イス対応の空間に変わりました。もちろん床の段差も無くしたバリアフリー対応です。ユニットバスも断熱保温型仕様で節水機能付きシャワーも標準装備。おまけに浴室暖房乾燥機まで付いている優れモノです。

このような部分的なリフォーム工事を行うだけでも毎日の気分が大きく変わります。

■冬の寒さ対策をどう考えるか
大手ハウスメーカーの建物なので断熱はしっかりしているのではと思いきや、床はスカスカでした。

断熱材は入ってはいましたが、薄い上に根太との間に隙間があり殆ど意味を成していない状態でした。冷気は下から来るので床の断熱がいかに重要かはプロなら解るはずなのですが、大手ハウスメーカーですら知らないとはビックリ!です。

弊社では1階床下全面にウレタンを吹付けて、まずは断熱性能を向上させました。次に1階全体の温度差を無くしながら、24時間暖かい状態が維持できるように蓄熱暖房機を設置しました。これにより冬場の寒さが解消されました。

実際のリフォーム施工事例※写真をクリックするとビフォーアフターをご覧頂けます。

  • 玄関屋根形状変更
  • 玄関ホール間取り改造
  • 階段架け替え
  • 居間+畳コーナー
  • 対面式キッチン
  • 洗面化粧台+収納
  • バリアフリー対応トイレ
  • ユニットバス
  • 井戸水対応エコキュート

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K様邸部分リフォーム (潟上市)

K様邸リフォーム(潟上市)
キッチンの対面式化とその他水廻りの全面改装工事

リフォームをするきっかけ(K様ご夫妻【60代】)平成元年に新築された建物だったのですが、システムキッチンが北向きで奥様が常に居間を背にして家事をされるのが嫌で対面式に出来ないかとご相談に来られました。

また20年経ったユニットバスや便器の交換も併せて行いたいとの希望もありました。

リフォームをするに当たっての改善ポイント■コストを掛けずにどう対応するか
システムキッチンの位置を変えるという事は同時に床の張替えも行わなくてはなりません。しかもLDKが一つの空間であれば、全面張替えとなります。床を解体し、フローリングの張替えをすることは難しいことではありません。

但し、張替えとなるとコストの掛かる工事となります。そこでお奨めしたのが、厚さ6mmの無垢板フローリングの重ね張りでした。12mmのフローリングの重ね張りだと、どうしても廊下との段差が気になってしまいますが、6mmだとそれほど気にはなりません。

幸い床の水平にも問題が無かったので、こちらの工法を採用して戴きました。

■無駄と危険を省く
これまで廊下からLDKの出入り口は2ヶ所あり、いずれも片開きドアでしたLDKの広さからして2ヶ所は必要なく、今回の工事で1カ所としました。そして、これからの高齢化対策として引き戸に変更させてもらいました。

■最新設備機器でリフレッシュ&省エネ対策
トイレは節水機能付き便器、ユニットバスも断熱保温型仕様で節水機能付きシャワーも標準装備。おまけに浴室暖房乾燥機まで付いている優れモノです。このような部分的なリフォーム工事を行うだけでも毎日の気分が大きく変わります。

実際のリフォーム施工事例※写真をクリックするとビフォーアフターをご覧頂けます。

  • 居間入口戸を片開き戸に交換
  • LDK
  • 対面式キッチン
  • フローリング重ね張り
  • トイレ
  • ユニットバス

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M様邸部分リフォーム (大仙市)

M様邸リフォーム(大仙市)
LDKフローリングの全面重ね張り工事

リフォームをするきっかけ(M様ご夫妻【50代】)20年程前に新築された建物だったのですがLDKに張られたフローリングの表面があちらこちらで剥がれてきた為、床の張替えをご検討されて弊社にご相談。

リフォームをするに当たっての改善ポイント■コストを掛けずにどう対応するか
床を解体し、フローリングの張替えをすることは難しいことではありません。但し、張替えとなるとシステムキッチンの脱着や大型家具・家電の移動などコストの掛かる工事となります。

そこでお奨めしたのが、厚さ6mmの無垢板フローリングの重ね張りでした。12mmのフローリングの重ね張りだと、どうしても段差が気になってしまいますが、6mmだとそれほど気にはなりません。幸い床の水平にも問題が無かったので、こちらの工法を採用して戴きました。

■色を変えることで気分もリフレッシュ
部屋を明るくしたいとの奥様からのご要望で明るめの色のフローリングを貼りました。完成した後、なぜか同じ空間とは思えない感じがしました。

■無垢材なので足触りが変わりました
これまでは合板フローリングでしたので、少しベタつき感がありましたが、わずか6mmといえど無垢材なので触れた感触が全く違います。肌触りの良さに温もり感も付加されます。

実際のリフォーム施工事例※写真をクリックするとビフォーアフターをご覧頂けます。

  • 居間全体〜居間中央
  • 居間畳コーナーにFFストーブを設置
  • キッチン

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N様邸部分リフォーム (横手市)

N様邸リフォーム(横手市)
トイレのリフォームと下水道接続工事

リフォームをするきっかけ(N様ご夫妻【70代】)奥様の身内に身障者(車イス)の方がいらっしゃり、この方がトイレに行く度に大変な思いをされていました。この時の問題点は3つ。

一つ目は床の段差が9cmもあり、車イスの進入が出来ない事。
二つ目は男子トイレを経由しながら二つの開き戸を通過しなければならず、介助するにもスペースが狭すぎる事。
三つ目は床下の湿気による床板の腐食で歩くと床がブヨブヨ。いつ床が抜け落ちるか分からない状態でした。

リフォームをするに当たっての改善ポイント■車イスが入り易く、またトイレ内での介助がしやすい空間の確保
床を解体し、廊下との段差を無くしました。更に入口の開き戸を引き戸に変えて、開口幅も広くしてバリアフリー対応としました。
男子用小便器を無くし、大便器のみとし、中間の仕切り壁も撤去。便器横に手摺棒を取り付け、介助のしやすい広い空間にしました。

■水洗化による衛生面の改善
建物敷地内に下水道が来ていましたが、これまで接続されておりませんでした。これを機会に簡易水洗だった便器を水洗式のシャワートイレに交換して衛生面でも改善が図られました。

■寒さ対策
これまで床下に断熱材が入っていなかった為、冬になると床が冷や冷やしていましたが、60mmの断熱材を入れることで、床の底冷えが多少は改善されました。

実際のリフォーム施工事例※写真をクリックするとビフォーアフターをご覧頂けます。

  • トイレ入口、引き戸に変更
  • トイレ段差解消
  • トイレバリアフリー対応

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過去の施工事例

2020年7月 6日

『太陽の家』標準仕様

人の体に優しい蓄熱式全館床暖房【EcoDAS Ⅱ】について

フォレストオリジナル蓄熱式床暖房システムとは?標準仕様床下に温水(不凍液)が流れる架橋ポリ管(内径13mm)を床暖房したいスペースに配管します。その配管を蓄熱層(24mm)で埋めます。

使用時は配管内に温水が通り、蓄熱層を暖めます。やがて蓄熱層全体が温まると飽和状態になり、人体に最も吸収のよい遠赤外線(低温輻射熱)を放射します。

弊社が推奨する蓄熱式床暖房は空気を暖めるのではなく、直接建物を暖めます。これが伝導・輻射熱型という弊社オリジナルの暖め方であり、蓄熱式床暖房のすばらしいところです。

熱源を感じる事なく、陽だまりのような、気持ちのいい暖かさとなります。低燃費で建物全体を暖める事が出来、お年寄りに危険なヒートショックを起こす環境を作りません。

ゆえに「蓄熱式床暖房」は安全、快適、省エネな暖房システムと言えるのです。
【参考】外気温が氷点下の時でも45℃以下の温水を循環させるだけで全室内の温度が22℃程度になります。

メリットとデメリットメリット(長所)※数ある暖房機器の中で天井面より足元の温度が高いのは唯一床暖房だけです。

■頭寒足熱
熱が足元から伝わるので、冷え性の方でもいつも身体がポカポカになります。

■温度差の無い空間
オリジナル配管方式で洗面所やトイレ、廊下、玄関などの狭小スペースにも床暖房が入れられます。家中どこへ行っても温度差が無いので、ヒートショックの危険性が大幅に減ります。

■ランニングコスト削減
蓄熱層の余熱とタイマー機能を上手く使うことで、省エネ運転が出来ます。

■一台のボイラーで全館暖房
中型FFストーブ並のボイラー1台で家1棟丸ごとポカポカにします。
しかもボイラーのメンテナンスは長期間(約10年)不要です。(※注1)

■家具のレイアウトが自由
部屋の中に暖房機器(障害物)が無いので、自由に家具の配置が行えます。

■伝導・輻射熱方式
温風を起こさないので、目に見えないホコリが部屋の中を舞う事がありません。
また同じ輻射熱でも高熱を出すストーブと違い、小さなお子様や高齢者、身障者の方にも安全です。
(※注1)循環する不凍液は5年に1回、全量交換が必要となります。

■外部融雪設備としての利用も可
ご希望に応じて玄関アプローチやカースペースへの敷設も可能です。

デメリット(短所)

  • 特殊な施工方法なので、熟練した技術と設計力が必要です。経験と知識がトラブルを回避します。
  • 使用するフローリングの特性を十分把握しないとトラブルになります。対応できる床材料の選択には制限があります。(床は天井や壁と違って簡単に張替ができません。)
  • 暖まり始めるのに時間がかかり、急速な室温上昇対応や部分暖房は苦手です。
  • 唯一他の暖房器具と同じなのが、室内が過乾燥状態になる事です。居室には加湿器等が必要になります。

イニシャルコスト※下記の価格は灯油ボイラー使用の場合です。その他の機器の場合少々異なります。

  • 標準仕様
  • 標準仕様

上の図面は床暖房の配管区画割を示しています。暖房範囲は寒冷地につき全館で行うのが理想ですが、予算や生活スタイルに合わせて範囲を決めていくことも可能です。架橋ポリ管は基本的に100メートルをつなぎ目無しで、一筆書きのように配管します。100メートルで約8畳ほどをカバーします。それ以上に大きな空間は複数の系統に分けて配管をします。(図面は1階のみですが、2階も行います。)

上記住宅(1階床面積21.7坪)の場合、居間・食堂・台所・和室・玄関・廊下・洗面所・トイレに配管し、合わせて1階部分のみ32畳(4系統)で設備施工費込み約100万円(税抜き)です。一般的な総2階建て40坪くらいの建物であれば64畳(8系統)で約150万円(税抜)ほどで全館床暖房が可能ですから、面積が大きくなるほど坪単価は大幅に割安となります。

蓄熱式と直接式※一口に床暖房と言うと、どこも同じものだと思われがちですが、実は様々な工法があります。

一般的に言われている多くの床暖房は、フローリングと下地の間に温水管または電気シートを挟んだ直接式の方法です。蓄熱容量の小さい床板では、温水管や電気ヒーターの周りは熱くなりますが、少し離れると冷たく感じます。

そしてヒーターを切るとすぐに冷えてしまいます。電気カーペットとあまり変わりがありません。これらメーカー品の床暖房による全館暖房は難しく、出来たとしてもランニングコストが異常に高く付きます。

蓄熱式とはいったん床板下の蓄熱層に熱を蓄えさせてから、熱が飽和状態になったところで、伝導・輻射熱としてフローリングに伝わり、やがて床全体を温めながら徐々に壁や家具類を温めていきます。

温まるのに時間がかかりますが、床面の熱ムラは少なくなります。熱源を切ってもすぐに冷めることもなく、タイマーで熱源の管理をすれば、冬期間一定の温度を保つことが可能です。

床暖房を局所的に考えるのではなく、全館暖房で室内に温度差を作らない発想が蓄熱式なのです。

全館暖房※ランニングコストについては諸条件によって異なりますので設計担当者にお問い合わせ願います。

全館床暖房と聞くと高いんだろうと思われますが、それはメーカーのパネル一体型の床暖房システムを使おうと考えるからです。メーカー品は安くありません。一部の部屋だけ補助暖房用として使用するには適していますが、全館暖房しようとしたら思いのほか高くつきます。蓄熱式床暖房を実現するには設計段階から計画し、基礎工事、断熱材を含めた床仕様を考え、市販の配管材料とボイラーの組み合わせを考えることで、ローコストで品質の高い床暖房が可能となります。床暖房の熱源は灯油でも、ガスでも電気でも自由に選ぶことができます。

(※注2)県南の真冬の寒さに対応出来るパワーのある機器は今のところ灯油ボイラーかガスボイラーしかありません。当社においては燃料コストを考慮して灯油ボイラーを推奨しております。

床暖房の本当のねらい床暖房の本来の目的は、熱源が感じられない自然な暖かさで、部屋と部屋の温度差が無い空間を作る事です。

居室だけを暖め、廊下やトイレに行ったら急に寒くなり、お年寄りを危険にさらすのが、今までの住宅暖房でした。これをヒートショックと言います。家全体を暖め各部屋の温度差を無くし、しかも燃費の良い暖房方法が蓄熱式床暖房なのです。(正確には「伝導・輻射熱型蓄熱式全館床暖房」と言います。)

この方法は結露の発生も起きにくくします。また、蓄熱層を施工することにより、夏には逆にひんやりとした床になり、夏の省エネにも貢献します。 設計計画や施工技術に特殊なノウハウが必要な為、施工できる会社は多く存在しませんが、住む人に優しいこの床暖房システムをぜひ多くの方に体感して頂きたいと思っております。

  • 標準仕様
    1階床下地組
  • 標準仕様
    2階床下地組
  • 標準仕様
    1階配管工事
  • 標準仕様
    2階配管工事
  • 標準仕様
    玄関土間配管
  • 標準仕様
    蓄熱層施工
  • 標準仕様
    蓄熱層施工完了
  • 標準仕様
    床暖用無垢フローリング貼り
  • 標準仕様
    ヘッダー配管
  • 標準仕様
    FF式灯油ボイラー
    高効率式【エコフィール】

従来型蓄熱式床暖房と改良型蓄熱式床暖房の違い

従来型蓄熱式床暖房【EcoDAS Ⅰ】
  • 従来型蓄熱式床暖房
  • 従来型蓄熱式床暖房
一方通行配管方式 【使用配管】エクセルパイプ(架橋ポリ管)
(内径)10mm ※暖房メーカーの床暖房では内径7mmが一般的です。
(外径)13mm
1M当たりのパイプの表面積:0.08164㎡

【蓄熱層の厚さ】18mm
※一般的な床暖房には蓄熱層はありません。

【アルミシートの有無】無し

■特長
お湯の進入口付近は暖かいが、奥へ行くに連れ温度が下がる傾向があり、全体の温度を上げるまで時間が掛かった。また温度ムラが出やすい傾向もあった。
熱源 サンポット製灯油ボイラー
■特長
・温度設定が5℃刻みで、細かい温度設定が出来ない。
・タイマー設定が1時間刻みでしか出来ない。
・運転中の音がやや気になる。
効果 厳冬期の温度設定:55℃
(不凍液の循環設定温度)
新築住宅でもこの温度です。
改良型蓄熱式床暖房【EcoDAS Ⅱ】
  • 改良型蓄熱式床暖房
  • 改良型蓄熱式床暖房
均等配管方式 【使用配管】エクセルパイプ(架橋ポリ管)
(内径)13mm
(外径)16mm
1M当たりのパイプの表面積 : 0.10048㎡

【蓄熱層の厚さ】24mm

【アルミシートの有無】有り

■改良点
  1. お湯の進入口から奥までの距離を短くすることで、全体の温度を上げる時間を短縮させた。また温度ムラも出にくいようした。
  2. 使用配管の内径を太くすることでお湯の流量が増え、それにより家全体を暖める時間を短縮させた。
  3. 蓄熱層の厚さも従来の1.3倍とし、蓄熱量を増やした。これにより今まで以上に余熱利用の時間が増え、省エネ効果に繋がった。
  4. 床全体に特殊アルミシートを敷く事で熱の広がり効果を高めた。
熱源 長府製作所製高効率灯油ボイラー【エコフィール】
■改良点
・温度設定が1℃刻みで出来るようになったので、微調整が可能になった。
・タイマー設定が30分単位で出来るようになった。
・運転中の音が殆ど気にならない静音型になった。
効果 厳冬期の温度設定:45℃
(不凍液の循環設定温度)
リフォーム工事で行った住宅でも、この温度のお湯で快適に過ごせます。新築なら更に低い温度でも快適に過ごす事が可能です。

蓄熱式全館床暖房について

なぜ蓄熱式全館床暖房がおすすめなの?過去のエピソードと共にご紹介いたします。

  1. 床暖房への固定観念

    なぜ蓄熱式全館床暖房がおすすめなの? 私と「蓄熱式床暖房」の出会いは平成20年9月に遡ります。高気密・高断熱住宅のパイオニア的住宅会社「松●の家」に入社した時であります。

    実際に床暖房の素晴らしさを実感するのは入社から4ヶ月後ですが、それまでは「床暖房だけで家中が暖かくなるなんて考えられないし、燃料費がどれだけ掛かるんだか眉唾物だな。」というのが私の固定観念としてありました。

  2. 全館暖房との出会い

    なぜ蓄熱式全館床暖房がおすすめなの? 12月に入り、同じ部署の先輩社員が工事管理した住宅の「完成内覧会」が行われ、上司に連れられて会場に入りました。

    そして玄関ドアを開けて、一歩中に入った瞬間から心地良い暖かさが私を包み込んでくれたのでした。

    床暖房の敷設場所は各居室はもちろん、キッチン、洗面所、トイレ、廊下から玄関タイル下まで住む人が歩くスペース全てで、驚いたのはどこの場所へ行っても室温が同じで、しかも温風式の暖房機と違い暖気が天井面より床面の方が暖かいことと無風なこと。

    さらにたった一台の小さなボイラーで全館暖房になっていたことにも驚かされました。局所暖房の場合、暖房機が部屋の壁際に固定されていて、夏場は邪魔な存在になるのですが、床暖房の場合はボイラー室に機器が置かれているので、各部屋を有効に使える点も大きなメリットだと思いました。

  3. 床暖房と建物の性能

    なぜ蓄熱式全館床暖房がおすすめなの? この会社で私は数十件の床暖の家の現場管理に携わらせて戴きましたが、単純に床暖房にすれば家が暖かくなる訳ではありません。

    床暖房の熱源は一つしかなく、しかも小さなボイラーです。この小さなボイラーで最大100坪の家の暖房が可能なのですが、それには絶対条件が不随します。それは建物の性能が高いこと。

    つまり、断熱性能と気密性能が高くなければ床暖房だけでは暖かくならないということです。この基本となる部分をしっかりと理解出来たことは私にとって宝物になったのです。

  4. さまざまな床暖房の施工を経験したからこそ

    なぜ蓄熱式全館床暖房がおすすめなの? 当時、私は秋田市を中心に現場管理を行っておりました。秋田市はいま住んでいる横手市とは違い、沿岸部にあるせいか積雪量が約1/3で気温もやや高めにあります。

    都市ガスも完備され、床暖房の熱源も灯油、都市ガス、電気から選択することが出来ました。私はいずれの熱源を使って床暖房を施工したことがあります。

    全てやってみて、どの熱源が一番良いかも大体分かりました。この中で一番不向きな熱源は電気です。電気はエアコンの室外機の形をしたヒートポンプ式を使用するのですが、寒さが一番厳しい時には使いモノになりません。

    これは大気熱を利用したヒートポンプの短所でもあるのですが、外気温が氷点下を下回ると設定した温度のお湯が作れないのです。

    リモコンでMAX60℃と設定しても40℃くらいのお湯しか作れないので、お施主様から「寒い!」とクレームの電話が来るのです。同じヒートポンプ式でも地中熱を使ったモノであれば暖かくはなりますが、工事費に3~400万円も掛かる為、あまり現実的ではありません。

    次に不向きなのがガスです。暖かさには問題はありませんが、ランニングコストに問題があります。秋田市内の都市ガス業者ではガスを使って貰いたいが為に、単価を低く設定してお客様に売り込んでくるケースも有りました。

    しかし単価を低く設定しても使用する量が多いため、結局は高い光熱費になってしまうのです。あるお施主様からは「一体これのどこが省エネなんだ?」と厳しいお言葉を戴いたこともあります。

    こうして切り捨て式に見ていくと、最後に残るのが灯油です。化石燃料の代表格ですから大声で「灯油が一番!」とはなかなか言いにくいのですが、現時点においても灯油に敵う熱源は見当たりません。

    灯油の場合、どんなに外が寒くてもリモコンで設定した温度のお湯が確実に作れること、そして価格の乱高下はあるものの結果的に一番ランニングコストが安いのです。2021年の冬はー15℃の日が何日もありましたが、全く寒さ知らずで一冬を過ごすことが出来ました。

  5. フォレストの知識と経験が生んだ床暖房

    なぜ蓄熱式全館床暖房がおすすめなの? 私が平成27年4月に起業した際に弊社の推奨する暖房工法は床暖房と決めておりました。但し、「松●の家」とは違う床暖房にすることを前提としてです。

    いわゆる完全丸パクリだけはしたくなかったのです。基本的な考え方は同じですが、配管材、配管方法、蓄熱層の厚さ、ボイラーの種類などなど考えられる部分を何度も替えながらテストを繰り返し、出来上がったのが新築用『EcoDASⅠα』とリノベーション用『EcoDASⅡ』です。

    具体的な違いの説明は省略しますが、大きな違いは冬場の設定温度です。「松●の家」は55℃のお湯を回していましたが、弊社の場合は40℃前後のお湯を回して室温を同等にしています。

    循環させるお湯の温度が15℃も下がって室温が変わらないと言う事が省エネ効果に繋がっているのは誰の目から見ても明らかだと思います。

蓄熱式全館床暖房について蓄熱式全館床暖房誠心住工房フォレストの注文住宅シリーズには「自然素材の家バージョン」と「太陽の家バージョン」の二つのバージョンがあります。

そのうちの一つ「太陽の家バージョン」は蓄熱式全館床暖房が標準で採用されています。

この蓄熱式全館床暖房は株式会社フォレストのオリジナル工法で氷点下の真冬でも快適に暮らす事が出来ます。他の暖房機器との決定的な違いは「頭寒足熱」という人体にとって最も快適な温熱環境を作りだせる事です。

また居室だけでなく玄関や廊下、洗面所、トイレなどにも床暖房が敷設されているため、家の中に温度差が生じません。これにより高齢者の大敵であるヒートショックが起こりにくい空間となり、これからの高齢化社会や雪国に最も適した住宅になると言えるでしょう。

蓄熱式全館床暖房の熱の伝わり方は太陽と同じ輻射熱であり、冬でも朝に洗濯して部屋干しした洗濯物が夕方にはカラッカラッに乾き、雪で濡れた靴も玄関タイルの上に置いておくだけで翌日の朝には乾いた状態になります。冬の日照時間が最も少ない秋田県において、この蓄熱式全館床暖房はまさしく「冬の太陽」なのです。

「床暖房」と言っても世の中には様々な工法があり、弊社の蓄熱式全館床暖房と他社の床暖房を同一には見て戴きたくありません。一般的に「床暖房」と言えば『光熱費が高い!』というイメージが強く、敬遠されがちですが、弊社で施工させて戴いたお客様からは非常に高い評価を戴いております。

その声の多くは「本当に家中が暖かく、寒い空間が無い。それでいて灯油の消費量も少ない。」と言うものです。

これは弊社が考えた配管方法や蓄熱層の厚さ、そして採用したボイラーの性能による処が大きいのですが、もっと詳しくお知りになりたい方は下のバナーをクリックしてご覧ください。

株式会社フォレスト 会社案内

住宅産業は地場産業

皆さんはご存知でしょうか?大手ハウスメーカーが存在する国は日本だけであることを。あの大国アメリカにも全国に支店を出している住宅会社はありません。本来、住宅産業とはその土地の気候、風土を知る者が設計し、その土地で取れる木材を使って造るのが理想的なのです。

また冬が寒く、積雪の多い秋田においては雪対策を考えない設計などナンセンスと言わざるを得ません。しかしながら昨今の住宅はデザイン重視、価格重視で本来一番に考えるべき部分をないがしろにしているように映ります。雪の降らない所に住んで、除雪の大変さを知らない人に雪国の家の設計が出来るでしょうか?実際、大手ハウスメーカーだから安心と思って建ててみたら、雪害で泣かされているお客様は少なくありません。

住宅は一生で最も高い買い物です。失敗は許されないのです。また住宅は完成したら「おしまい」では有りません。必ずメンテナンスを行っていかなけれ ばなりません。それら全てを真剣に考え、ランニングコストが抑えられる家づくりを提案することが弊社の使命だと考えます。

社是

至誠 天に通ず

社訓

  1. 誠実な心と笑顔でお客様や地域の方、そして協力業者の方々と向き合います。
  2. 誠意と感謝の気持ちを持って、真に価値ある商品を提供し続けます。
  3. 雪国でも快適なライフスタイルとなるアイディアを探求し、モノづくりに活かします。
  4. 地域密着を旨とし、スピーディ且つ小まめな対応を実考します。

2015年度 誠心住工房フォレストモデルハウス年間光熱費一覧表

年間光熱費一覧表

※一覧表は参考価格です

ここがポイント!太陽光発電について(設置メーカー:容量)Panasonic:5.1 kW
(設置費用)約240万円
※買取単価は年々安くなる傾向ですが、設置費用も年々安くなっています。

弊社モデルハウスの太陽光パネルは方角的に東北東を向いており、発電効率的には不利な条件で設置されております。一番理想とされる南面に設置が可能で、しかも勾配も27度位で取付られたら25%アップの発電が出来たと考えられます。条件が整っていれば15年程で元が取れる計算です。

また最近、割安な一流国産メーカーの多雪地域型も発売され始めました。

全館床暖房について誠心住工房フォレストの新築住宅では床暖房が標準装備されております。暖かい沿岸部では電気によるヒートポンプ式も採用出来ますが、多雪地域の県南においては石油ボイラーをお奨めしております。

これによりどんなに強い寒波に襲われても、寒さ知らずで快適な冬を暮らせます。技術力の進歩で数年後にはヒートポンプ式も県南で使える日が来るかもしれません。

54坪、6人家族でこの光熱費。高いですか?安いですか?

モデルハウス概要

面積 179.96㎡(54.43坪)6LDK
構造 木造在来軸組み工法 2階建て
断熱材 床)ウレタンフォーム66mm
壁)現場発泡ウレタン75mm
天井)吹込みロックウール300mm
サッシ 樹脂サッシ(エクセルシャノン製)
ガラス)Low-Eアルゴンガス入りペアガラス一部トリプルガラス採用
玄関戸 断熱鋼板製上吊り片引き戸(LIXIL製)
暖房方法 蓄熱式全館床暖房【EcoDAS Ⅰ】24時間フル稼働
冷房方法 初年度につきエアコンなしでひと夏を経験した。今年2~3台設置予定。但し小型のエアコンとする予定。
また、小屋裏の遮熱工事で大幅な猛暑対策が図れるので、2年目はそれを施して再度測定していく。
24時間換気 第3種式換気(グリーンファン)

家族構成6人家族:施主(男50歳)、父(79歳)、母(73歳)、妹(44歳)、姪(18歳)、甥(15歳)

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