2022年宅建試験合格しました!

こんにちは。

誠心住工房フォレストの佐々木です。

今日、11月22日は宅建試験の合格発表日です。

今年の3月に一念発起し、U-CANの通信講座を受け、めでたく合格の日を迎える事が出来ました。
勉強を開始する前にどうやって勉強を進めるのか考えました。独学ではなかなか難しいだろうと思い、新聞の折込チラシにあったU-CANの通信教育を選びました。いろいろ考えた割には安易な決断でした。U-CANに申し込みをすると、分厚い6冊のテキストが送られて来ました。正直、「マジでこれ全部勉強しないといけないの?」と思わされる量で、希望より不安の方が大きかった記憶しかありません。
U-CANでは自分のペースで毎日コツコツと言うのが基本コンセプトらしく、私は毎日1時間は必ず勉強する事を決心しました。事実、勉強を怠った日は1日も無く、受験日前日までそれを守りました。

U-CANでは最初に「権利関係」のテキストから勉強していきます。殆どが法律の事だらけで最初は何が何だか分からない日が続きました。「「詐欺」とか「恐喝」とかこれって不動産の取引と何の関係があるの?」と思うような事が多く有り、理解するまで結構な時間を要しました。中には「この部分は後で勉強するので、こういう内容のものがあったな程度で覚えておいてください。」みたいな部分もあったり、「えーっ、覚えられないよ。」と嘆く事も多く有りました。本当に最初は手探り状態で何を勉強しているのか意味不明でしたが、毎日続けて行くうちに少しずつ理解出来る部分が増えてきました。まぁ、3歩進んで2歩下がるみたいな感じでしたが、徐々にU-CANの指導方法にも慣れてきました。夏頃になると勉強が少しずつ楽しく感じるようにもなりました。

しかし、世の中そう甘くはありません。テキストの講義が全て終了すると模試に入ります。本試験では2時間で50問の問題を解かなければならないのですが、最初は時間を気にせず1問1問じっくりと解いていきました。自己採点をしてみると33点。「あれっ!結構出来てるじゃん。」と思ったのはこの時だけ。次の模試、その次の模試と続けて行くと点数は20点台に急降下。やればやるほど点数が下がって行くではありませんか。しかも制限時間2時間の枠内では無いにも関わらずです。何が自分に欠けているのかは各科目ごとの点数で分かります。自分の一番の弱点は「権利関係」と「その他法令」です。一旦模試は止めて、テキスト内の過去問にじっくり時間を掛けて復習をしました。何日も弱点の科目ばかり復習していると、そこの部分の点数はやや改善されますが、逆に得意だった「宅建業法」の点数がダウン。今度は「宅建業法」に重点を置いて復習します。すると他の科目の点数がダウン。これには正直言って参りました。年齢的(56歳)にも暗記力が低下しているのが如実に分かりました。

最後は結局過去問の繰り返しです。2時間で50問回答を前提に行いました。しかし受験日前日までに7割に達する正解を出した事は一度もありませんでした。

そして運命の受験日です。私は苦手な「権利関係」を後回しにして問い50番から逆走で解答をしました。問い25番までで1時間が経過。ここまでは取り敢えず順調にきましたが、やはり「権利関係」は難しくかなりの時間を費やしてしまいました。後で見直しをしようと思っていた問題も見直す時間が全く無いままゲームオーバーです。

受験日の10月16日から合格発表日の11月22日までの時間はとても長く感じました。実は問題用紙は持ち出し出来ないと思っていて、用紙にハッキリと何番に●を付けたのか分からず、記憶を辿って自己採点をしてみると33点は間違いなし。もしかしたら正解に●を付けたかもと思えるのが2点。なので自己採点では悪くても33点、運が良ければ35点だったのですが、今日の発表では合格ラインが36点と聞いてガッカリ。でも『合格者の受験番号の広告』を見ると自分の番号が載っているではないですか。正直言ってビックリです。奇跡です。なぜなら7割を超える正解を一度も出した事の無い私が36点で合格するとは夢にも思えなかったからです。「なぜ合格出来たか?」と問われたならば、「毎日コツコツと勉強してきたから」そして「運が良かったから」としか言いようがありません。

実は「来年も受験勉強か。」と思っていたのですが、一発合格出来た事で良い事がいくつか出来ました。一つ目は受験勉強の時間を他の事に与えられる事、二つ目は資格取得により商売の巾が広がると言う点です。資格取得に何年も時間を費やす人も少なからずいると思います。合格したからと言って偉そうな事を言うつもりでは有りませんが、何事においても「これをしよう!」と思ったら短期集中型で取り組むべきだと思います。私の場合は好きなゴルフと飲み会は封印しました。その甲斐あっての合格ですが、不合格ならもう一年封印しなければならなかった訳です。もし来年も不合格なら3年同じ事をする羽目になるかも知れません。これってもの凄く不効率だと思いませんか?例えば「家を建てる!」と決めた場合も同じです。いろいろなモノを見過ぎて何も決められない方がたまにいらっしゃいますが、自分が建てたい家はどんな家でそれを可能にしてくれそうな住宅会社はココ!と決めてしまえば格段に早く住む事が出来ます。「人生で一番高価な買い物なので、そう簡単には決められないよ。」と思われるでしょうが、業者決定はお客様と担当者の相性で殆ど決定しているのが現実なのです。

家づくりのよくある失敗について

家は一生に一回しか建てないものだし

年齢や状況に応じて住み方も変化するので、

どれだけ熟考して建てたとしても、

何かしら後から「こうしておけば良かった」とか

「あーしておけば良かった」といった

後悔が出てくるものです。



しかし、そんな中でも

私が絶対にあってはいけないと思うことが、

金銭的なミスによる後悔です。



家の返済は、家計の中で

最も長期で大きな固定費となるため、

ここをミスってしまうと長期に渡って

ダメージを喰らい続けてしまうからです。



具体的には、

貯蓄や投資が出来なくなってしまうことで、

子供さんの進学の選択肢を狭めてしまう、

家のメンテが出来なくなってしまう、

老後貧乏に陥ってしまう、

ずっと不安を抱えながら暮らしていくことになる、

という感じでしょうか・・・



こんにちは。

誠心住工房フォレストの佐々木です。



さて、今回は取り返しがつかない

家づくりの失策をしないために、

知っておいて戴きたいことについて

お伝えしていきたいと思います。



では、そういった状況を引き起こす

一番の原因は何なのでしょうか?

それは、



✔「真っ先に土地を探してしまうこと」



です。つまり、資金計画によって

使っていい土地の予算を

まだ出してないにも関わらず、

先に土地をさがしちゃうってことですね。



これをやっちゃうと、

まーほぼ確実に土地にこんもりと

予算をつぎ込むことになっちゃいます。



例えば、無理なく毎月支払っていけそうな金額が

7万円だとしたら、

35年でローンを組んだ場合

借りられる金額は2500万円になります。



そして、これに自己資金を足した金額が

家づくりの総予算になるので、

仮に自己資金が500万円あったとしたら、

総予算は3000万円ってことになりますよね?



でも、じゃあ3000万円を

丸々土地と家につぎ込めるかっていうと

そんなことはなく、家を持つためには

いろんな経費が掛かってくるので、

ここからそれらを差し引くと、

大体2750万円ぐらいが土地、家、庭に

掛けられる予算ってことになるんですよね。



で、ここで家と庭に

2000万円ぐらい掛かりそうだなーと仮定すると、

土地に掛けられる予算は

750万円ってことになるのですが、

実は土地を買う場合、

更にいろんな経費が掛かってくるので、

この場合、土地に掛けられる実質予算は、

650万円~700万円ってことになります。



つまり、ホントは、

650万円~700万円ぐらいで

土地を探さないといけないってことですね。



なのに、そういうことも分からないまま

土地を探してしまうと、

とんでもない金額の土地を買ってきてしまいます。



仮に、土地代だけで1200万円もする

土地を買ってきてしまったら一体どうなるでしょうか?



この場合、600万円ぐらい

家づくりの予算が上がってしまいますよね。

となると、ざっと毎月2万円ほど、

返済金額が上がってしまいます。



あるいは、それがキツイ場合、

毎月の負担を落とすためだけに、

金利が安い変動金利を選んでしまいます。

そして、後々金利が上がり一気に返済金額が増え、

にっちもさっちもいかなくなってしまいます。



いずれの場合も、

たちどころにやっていけなくなるような

レベルではないものの、

確実に、ずっと先行きに不安を抱えながら

暮らすことになってしまいます。



なので、家を建てようと思った時、

いきなり土地探しから始めないように

気を付けてくださいね。


まずは資金計画から始める。

これを肝に銘じておいてください!

それでは、、、



(追伸)

でも、資金計画のやり方を

間違えちゃうと結局一緒なので、

この点にも注意してくださいねー!

予算を増やそうとする資金計画には要注意です!!

新商品「SiMPLE NOTE」

6月1日に発表をしました「SIMPLE NOTE」は皆さまの目にどう映りましたでしょうか?






こんにちは。
誠心住工房フォレストの佐々木です。








「SIMPLE NOTE」はデザイナーズハウスの一種ですが、他のデザイナーズハウスとは一線を画します。

「SIMPLE NOTE」の基本は平屋です。平屋が無理なら2階建て、3階建てへとプランを考えていきます。


そして他のデザイナーズハウスと違うのは『無駄を省いたコンパクトな間取り』と『無駄を省きながら洗練されたデザイン』を両立させた点であります。


いま弊社のホームページで公開している「SIMPLE NOTE」の実例写真は他県で建てられたものです。住宅に精通している方であれば、このデザインを見た瞬間に雪の問題を考えられると思います。


「SIMPLE NOTE」は横手と同じ雪国、例えば青森県の弘前や新潟県の長岡でも好評を博している商品です。雪が多く降る地域では当然それなりの対応を取りながらも「SIMPLE NOTE」のデザインを損なわない仕様に変えておりますので、是非ご安心ください。

「SIMPLE NOTE」のパンフレットをご覧いただいても、間取り例は一つも載っておりません。なぜなら『間取り』にこそ「SIMPLE NOTE」のオリジナル設計コンセプトが凝縮されており、それは他社との決定的な差別化に繋がるからです。デザインが先にあるのではなく、間取りがあってこそのデザインなのです。

きっと「SIMPLE NOTE」からのプレゼンテーションを見終わった後には、あなたのこれまでの常識は無くなり、新常識が生まれるでしょう。


『一生に一度』と言われる家づくり。どこにでも有る当たり前の家を建てるのか、どこにも無いオンリーワンの家を建てるのか、はあなた次第です。


少しでも「SIMPLE NOTE」にご興味があるのであれば、ぜひ『パンフレット無料請求』をしてみてください。

人生100年時代の家づくりを考える

人生100年が当たり前になるこれからは、

より長い視点を持って家づくりをしないといけません。

と言うのも、60年以上もの間

そこで暮らし続けていくためには、

暮らしと家の品質を

維持し続けていく必要があるからです。


こんにちは。

誠心住工房フォレストの佐々木です。


さて、今回はこれから必須となるであろう

人生100年時代に備えた家づくりについて

お伝えしていきたいと思います。

まず、基本的なこととして、

暮らしの質を保つためには、

お金のことをよく考えた上で

家づくりをしないといけません。

具体的には、

家の品質を維持し続けていくために、

外壁の定期メンテや住設機器の寿命に伴う改装費、

そして電化製品の定期的な買替費用が

積み立てていけるような余力を持ちつつ、

かつ、子供の進学や夫婦の老後に備えて、

貯蓄をしていくことが出来るように、

家づくりをしなければいけないということですね。


また、ずっと快適に暮らし続けていけるような

家にもしなければいけません。


夏の暑さや冬の寒さを

和らげるのはもちろんのこと、

洗濯・片付け・掃除といった

家事の負担も和らげられ、

さらに、明るく風通しの良い

住まいにすることによって、です。

そして、永く愛着を持って

暮らし続けていただくために、

弊社ではもう一つ

こだわっていただきたいことがあります。


✔家と共に時を重ねていく豊かさ


それは、無垢の床を

使っていただくということです。

永く使うために購入する財布や鞄や靴は、

合皮ではなく本革を選ぶように、です。


確かに、無垢の床には

いくつかのデメリットが存在します。

例えば、湿気が多い夏は、

床と床の継ぎ目が反り上がるし、

乾燥する冬は、

逆に床と床の継ぎ目に隙間が出来るし、

巾木との間に隙間が出来たりもします。

そして、その結果、

夏は足元に多少の凹凸感を感じるし、

冬はその隙間にホコリが落ち込み、

多少掃除が面倒になるかもしれません。


また、節がある無垢の床を使った場合、

その節が抜けてしまうこともあるし、

粘いヤニが出てくることだってあります。

生きているがゆえに、木が暴れて、

床鳴りすることだってありますしね。

それゆえ、こういった現象が

どうしても気になるという方には、

無垢材は向いていないかもしれません。


しかし、無垢材には、

デメリットをカバー出来るくらい

素晴らしいメリットが存在します。

例えば、無垢の床は断熱機能を持っているため、

(空気層があるということです)

夏は合板に比べて足元がベタベタしにくいし、

冬は合板に比べて足元が冷んやりしにくい

という特長があります。


また、"無垢の木は柔らかいから弱い"

というイメージがあるかもしれませんが、

では合板が強いのかというと、

実はそんなこともなく、
 
何かを落とせば穴が開くのは

無垢の木に限らず、合板も同じです。


それどころか、

合板は表面にシートを貼ってあるだけなので、

穴が開いた場合、

下地が露出し、不細工になってしまいます。


それに対し、無垢の木を使えば、

穴が開いた場合、

違う素材の下地が露出するわけではないので、

多少の凹みなら、

水を含ませれば復元出来ることもあります。


さらに、窓際などは太陽の紫外線によって、

床の表面が変色してしまうのですが、

これも合板の場合は、

ものすごく不細工になるのに対し、

無垢材はそれさえも味になっていきます。


しかし、なにより

無垢の木をおススメする理由は、

見た目がカッコイイからです。(これ重要です!)

かつ、経年変化によって

その表情がどんどん変化していき、

それを愉しめると同時に、

なんとも言えない愛着が持てるからです。


床は一度張ってしまうと、

簡単に剥がせるものでもなければ、

今の家はバリアフリーになっているため、

昔の段差がある家のように、

簡単に床を上張り出来るわけでもありません。


それゆえ、最初の選択が

めちゃくちゃ重要になってくるのです。

もちろん、デメリットもありますが、

それよりもメリットに目を向けていただき、

あなたと共に年月を刻んでいくことが出来る

家にしていただければと思います。


それではまた、、、


新商品を6月に発表します!

こんにちは。

誠心住工房フォレストの佐々木です。

表題にあります通り、弊社では6月に新商品を発表する予定で現在着々と準備を進めております。商品名の公開はその時に発表しますが、概要だけをお話するといわゆる「デザイナーズハウス」と呼ばれる住宅に該当します。
公開される写真をご覧戴くと分かると思いますが、これまで見たことのないような外観デザイン、そしてプライバシーを守りながら開放感あふれる空間と合理的な間取りに驚かれるでしょう。「デザイナーズハウス」と呼ばれる住宅は数多く有りますが、私がこれまで見てきたデザイナーズハウスの中では断トツイチオシ!です。

誠心住工房フォレストでは今後、この「デザイナーズハウス」をメイン商品として広告・宣伝を行って参ります。ホームページの準備が整う前に先行してInstagramで発表していきますので、もう少しだけお待ちください。

子供部屋は4畳半!?

以前、勤務していた会社でユニークな教育方針を持ったお父さんがいらっしゃいました。プランニングの為のヒアリングをしていたところ「子供部屋はすべて北向きの4畳半で主寝室は日当たりの良い南側でお願いします。」と言われたのです。私は不思議に思い、質問をしました。「大概の親御さんは自分達の寝室を日の当たらない方に持ってきて、子供部屋は日当たりの良い南側を望まれるのですが、どうして北側でしかも4畳半という狭さで限定されるのですか?」と。すると「この家は私たち夫婦が一生懸命に稼いだお金で建てる家です。私たち夫婦が一番良い場所に部屋を構えるのは当然の権利です。条件の良い位置に広い部屋を子供に与えると『引きこもり』になる可能性もあるし、それ以上に私は子供たちに『こんな狭い部屋から出て行きたい。家から出て行きたい。』と思うようになって欲しいと思っているのです。」と言われたのです。もう、かれこれ15年以上も前の話ですが、この時の会話は強烈なインパクトとして私の記憶から無くなることがありません。

敢えて子供に快適ではない部屋を与え、「こんな所から早く抜け出したいのなら自分の力で自分の家を持てるような大人になりなさい。」と独立心をあおるという独特な教育方針に私は多いに共感されました。そしてこのお客様との出会いで間取りの考え方も広がったと感謝しています。この教育方針に共感が持てるかどうかは人それぞれです。この件に関してそれを議論するつもりはありません。

ただ、これから家を建てようと考えられている子育て世代の方には是非ご自分の教育方針を見つめ直してみてプランニングをされる事をお薦めします。子供が小さい時はどうしても子供中心の生活になります。しかし、子供が全員巣立って、家に残ったのは夫婦二人という事も考えられます。大きな家に夫婦二人で持て余してしまう例はたくさん有ります。戻って来ない子供のために日当たりの良い部屋を使わずに残しておく家庭も有りますが、考えようによっては勿体ないとも言えると思います。住宅ローンの返済期間が35年から40年へと長くなってきていますが、その返済が終わる頃にあなたは何歳ですか?その時の家族構成は誰にも分からないと思いますが、ある程度は想定しながら家を建てた方があとあとの後悔は少ないのではないでしょうか。

「大手ハウスメーカーと同じご予算で2ランク上の家が建つ!」の意味

弊社ホームページのトップページには表題のキャッチコピーが載っています。これは弊社が大手ハウスメーカーと対等に渡り合うという意味で書いたものではありません。では、どんな意味で書いたかというと「お金がもったいないなぁ!」と言う気持ちを逆の表現をしたものです。

「何を言っているのか分からない。」と思われる方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明をさせて戴きます。最近になって横手市には有名なハウスメーカーが2社も進出してきました。秋田市でも採算が取れず撤退するハウスメーカーが多い中で過疎の町である横手市に拠点を構えるという事は、それなりに市場調査を行い採算が取れると判断したものでしょう。ところがハウスメーカーが建てる家は金額的に高いのが一般的です。同じ商売をしている弊社から見ても完成した建物と坪単価のギャップに驚かされる例は少なくありません。

正直言って大手ハウスメーカーに依頼する金額で弊社と契約すれば表題の通りに「2ランク上の仕様で家が建てられます。」と断言出来ます。しかし弊社が望む形はその逆で、そこまで高い金額を払わずとも同レベルの家は建つのだから、余ったお金でもっと人生を豊かに暮らして貰いたいという事です。もちろんお金がたくさん有って、坪単価の高い家を希望する人はそれはそれで構わないと思います。

私がこの話を特に伝えたい人達は『子育て世代』の方と老後を夫婦二人で暮らしていきたいと考える『シニア世代』です。
まず『子育て世代』ですが、子供が成人になるまでには多くのお金が必要になります。子供が複数いれば更に多くのお金が必要です。時には家族全員で旅行に行く事も有るでしょうし、ご主人や奥様にも個人的な付き合いでお金が必要な時もあると思います。そんな多くのお金が必要な期間に住宅ローンの負担はボディブローのように効いてきます。なぜならば家を建てた後にも家に関わる出費は次から次へと出てくるからです。まずは毎年支払わされる「固定資産税」。これは建てた場所、家の大きさ、仕様によって役所が算出する訳ですが、あまりにも豪華で高額な家を建てると固定資産税の評価額も上がる事に注意が必要です。そしてお施主様を一番悩ませるのが住宅設備機器の経年劣化による交換や外装材の定期的なメンテナンス費用です。特に外装材の定期的なメンテナンス費用は殆どのお施主様の悩みのタネです。内装も外装も同じく経年劣化はしていきますが、雨・風・雪・紫外線に晒される外装の劣化は内装の比ではありません。屋根材や外壁材の塗り替えを定期的にメンテナンスしていないと、その「つけ」は大きく帰ってくる恐れもあります。

基本的に家を建てる際に月々の住宅ローンの返済額を考えるお客様は100%ですが、メンテナンス費用の事まで考えていらっしゃるお客様は稀有だと思います。
では坪単価の高いハウスメーカーで建てられた住宅の外装材と弊社で使用している外装材に違いはあるかというと大体同じ金属サイディングです。弊社は100%金属サイディングですが、ハウスメーカーでは予算の関係上か窯業系サイディングを使っている処も多く見受けられます。問題はこの窯業系サイディングです。これには寒冷地仕様もあり、秋田市のような比較的降雪量の少ない地域であればOKですが、降雪量が2Mもある横手市などでは「難あり」と言わざるを得ません。横手市のような豪雪地帯では金属サイディングが一番適していると考えておりますが、それでも定期的なメンテナンスは必要です。ここに「難あり」の窯業系サイディングが使用されるとどうなるのでしょうか?窯業系サイディングは表面の撥水効果が薄れてくると、サイディング内部に水分が浸透して氷点下の夜が続くと凍害を起こす危険性があります。凍害が起きたサイディングはもう塗り替えなどでは対処出来ず、張替えでしか直す手立てがありません。この際に掛かる費用はかなり高額になりますが、多くのハウスメーカーは契約時に窯業系サイディングのリスクについて説明をしていないと思われます。

もう一つ定期的なメンテナンスの掛かる外装材が屋根材です。横手市付近ではガルバリウム鋼板葺きの屋根が一般的です。屋根材は酸性雨や暴風に晒され、夏は灼熱地獄、冬は雪に覆われ氷点下の環境にあります。家に使われる資材の中で最も過酷な部位と言えるでしょう。ゆえに定期的なメンテナンスは欠かせないのです。これらのメンテナンス費用は決して安くはありません。住宅ローンを支払っている最中での出費はかなりの痛手になるお客様も多いと思います。

だからこそ一番最初に家を建てる際はコスパの良い住宅会社を選ぶことが大事なのです。大手ハウスメーカーの方がブランド力が有るし安心感もあるという気持ちも理解は出来ますが、無理をしてそこまで高額な買い物をする必要があるのか私的には甚だ疑問が残ります。

『シニア世代』で老後を夫婦二人で暮らしたいという方にもやはりお金を大切に使って戴きたいと思います。自然素材で出来た家を大手ハウスメーカーで建てるより20%も安く建てて、余ったお金でゆとりある老後生活を送って戴きたいと思います。家は人が生活していく上で必要不可欠なものですが、長く暮らし続けていくにはお金が掛かります。それらを支払っても家族が我慢をせずに暮らせる事まで是非考えを巡らせて戴きたいと思います。

構造材は無垢の木の乾燥材!

誠心住工房フォレストでは木造住宅の構造材に集成材は1本も使いません。これは約束事項です。

なぜ集成材を使わないかには2つの理由があります。
①集成材の強度及び耐久年数は接着剤によって決まり、一般的にその寿命は50年~80年と言われている。
②接着剤に含まれている化学物質によってシックハウス症候群が起こる可能性がある。

まず①についてですが、いま国が推奨する住宅は100年住宅や200年住宅という超耐久性能を持った住宅です。そこに寿命が100年持たないと分かっている集成材を使うという事に弊社では疑問を持っています。集成材を使っている住宅会社の営業マンが建築を知らないお客様に「無垢材は強度がバラバラで、後々反りや曲がりが出てくる可能性があります。集成材は強度が均一で反ったり曲がったりする事はありません。」と語っていますが、一部正解で一部は間違った内容です。集成材は科学と化学によって作られた人工木材です。ですから先程の集成材に関する部分の説明は正解ですが、肝心な説明が抜けています。それは強度についてです。確かに強度は均一化されていても強度のピークは製造直後であり、その後は接着剤の経年劣化と共に年々強度は下降していくのです。ここが弊社の一番危惧する点なのです。一方、無垢材については言葉足らずです。確かに強度はバラバラで均一ではありません。しかし無垢材の強度は伐採してから徐々に強度を増してゆき200年後にピークを迎え、その後1000年掛けて元の強度に戻ると言われています。また木材の乾燥技術は進歩していて無垢材であっても乾燥材であれば大きな変形は起きません。また②についても無垢材は自然素材ですから有害な化学物質を放出する心配もありません。

簡単ではありますが、上記の理由から弊社では構造材に集成材をしないのであります。では、なぜ多くの住宅会社は集成材を使っているのでしょうか?

理由は3つあると思います。
①クレームが出にくいから 
②施工がしやすいから 
③問題が起きた時には保証期間が過ぎているから

集成材を使うと後々反りや曲がりが殆ど出ないのでクレームになりにくいと言う利点があります。イコールこれは施工を行う大工さんにも好都合で仕事がしやすいと言う事にも繋がります。問題は③です。住宅の瑕疵担保保険は最低でも10年が義務になっています(最近は長期で20年以上の保険もありますが)。集成材の寿命は最初の部分で書きましたが、もしも接着剤の剥離が起きたとしても保険期間が過ぎた後になる訳です。これがどういう意味かはご推察ください。

昭和の時代まで日本の家の寿命は25年と言われ、先進国の中ではダントツのビリでした。欧米では50年~80年は当たり前でしたから、平成になってから欧米に追い付け追い越せで「100年住宅」が求められるようになったのです。家が完成するまでは住宅会社の責任ですが、引渡し後は基本的にお施主様の管理責任に代わります。家は自分の代までとお考えならば構いませんが、孫の代までとお考えならば構造材に何を選ぶかは重要な要素となる事を是非この機会に知って貰いたいと思います。

断熱性能は「Q値」ではなく「UA値」で表す

断熱性能を数字で表した代表的な指標として熱損失係数「Q値」があります。これは外皮総熱損失量を床面積で割った数値で、外皮とは断熱材が入る部位、つまり1階床、外壁、天井または屋根面を指します。Q値を計算する際、「同じ断熱性能を持つ材料」を用いて建物を建てても熱損失量を延べ床面積で割るため、同じ床面積であっても形状が複雑で外皮面積の多い建物のQ値は大きくなり、形状がシンプルで外皮面積の少ない建物のQ値は小さくなります。また形状が同じで面積だけが違う場合は延べ床面積が大きいほどQ値は小さく算出されます。この事からも分かるとおり、単純に「Q値」を比べただけでは建物の「断熱性能」や「省エネ性能」が優れているかどうかは分からないのです。

では、どうすれば建物の「断熱性能」や「省エネ性能」が優れているかを判断できるかですが、新しい省エネ基準として外皮平均熱貫流率「UA値」が採用されています。

「UA値」は外皮総熱損失量を外皮表面積で割った数値です。建物の形状や延べ床面積の大小によって算出される数値にバラつきが出にくい事から「断熱性能」や「省エネ性能」の数値がより正確なものとなります。既に平成25年改正省エネ基準では「Q値」から「UA値」へと指標が切り替わっています。アバウトで見る場合は「Q値」でも参考にはなると思いますが、正確な数値では無いことは知っておいてください。

これから横手市(近郊)で家を建てらる方へ

4月も20日を過ぎ、まもなくG.Wに入ろうとしております。ついこの前まで道路以外の場所はどこも雪で覆われていたのが嘘のように消えました。気温も日中は初夏のような温度になりますが、さすがに半袖を着て歩けはしません。私が住む横手市は12月から3月いっぱいまで雪と格闘しておりました。昨年の積雪量も凄かったですが、今年も負けず劣らず降り積もりました。2年連続で約2Mの降雪量にはほとほと泣かされました。これは私だけではなく、横手市民全員がそうだと思います。1年12カ月の内3~4カ月、つまり横手という場所は1年の1/4~1/3は雪と付き合わなけばならない地域だと言う事です。

さて、冬期間は太陽の日差しが滅多に拝めない地域ですから気持ちがやや沈みがちになりますが、雪が解けて暖かい春が訪れると気持ちも明るくなります。そんな季節の中で「家を建てよう!」とお考えの方は是非とも横手の雪を思い出しながら計画を立ててください。有名なハウスメーカーだからちゃんと雪の事を考えて設計してくれるとお思いの方、「そんな事はありません!」。横手で暮らして大雪の中で除雪や雪下ろしを体験した事がある、または現在横手市に住んでいる設計士ならともかく、「横手の雪」を知らない人が設計すると絶対では有りませんが、どんでもない家が建つ可能性があります。実際に私が秋田市のハウスメーカーに勤めていた時でしたが、設計一筋40年のプロが湯沢市の家を設計しました。この設計士は秋田市生まれで秋田市育ちで湯沢市には殆ど来た事が無いばかりか、雪降る冬の湯沢市なんて見た事もありません。結果は毎年のように大雪が降るとお施主様からクレームの電話が来ます。同じ秋田県内でも秋田市と横手市では気候がかなり違います。秋田市ではOKな事でも横手市ではNGな事はたくさん有るのです。

例えば屋根の形などは典型的な例です。横手の雪を知らない設計士が知らずにミスってしまうのが寄棟の屋根です。寄棟とは建物の四方へ屋根面を設ける形状の事を言います。これだと家の周り全体に雪が落ちてくるので、人の出入りが有る玄関や勝手口は危険な箇所となります。雪国の家の屋根は人が出入りする面には雪が落ちて行かないように考える事が基本ですので、どうしても屋根形状は切妻か片流れになります。あと無落雪という形状もありますが、個人的にはお薦めしません。理由は横手の雪の「雪質」です。湿気が多く、積もるとモノ凄い重量になります。もし雪下ろしをせずに1M以上も積もらせておくと何十トンもの荷重が家の構造体に負荷されます。問題はこの状態の中で巨大地震が起きた場合です。この雪の重量は瓦屋根の比ではありません。下手をすれば家が潰れる可能性もあります。不思議な事に雪が多く降っている時期に巨大地震が秋田県で起こった事が無いので、あまり問題視される事が有りませんでした。でもこれからの日本はいつどこで大地震が起こるか分からないので、危機意識を持って家づくりを考える事をお薦めします。

雪の無い季節に「家づくりの計画」を立てるとついつい雪害の事を疎かにしてしまいがちです。いざ冬本番を迎えた時に後悔しない家づくりが出来るよう、しっかり設計士さんと綿密な打ち合わせをしておきましょう