新商品を6月に発表します!

こんにちは。

誠心住工房フォレストの佐々木です。

表題にあります通り、弊社では6月に新商品を発表する予定で現在着々と準備を進めております。商品名の公開はその時に発表しますが、概要だけをお話するといわゆる「デザイナーズハウス」と呼ばれる住宅に該当します。
公開される写真をご覧戴くと分かると思いますが、これまで見たことのないような外観デザイン、そしてプライバシーを守りながら開放感あふれる空間と合理的な間取りに驚かれるでしょう。「デザイナーズハウス」と呼ばれる住宅は数多く有りますが、私がこれまで見てきたデザイナーズハウスの中では断トツイチオシ!です。

誠心住工房フォレストでは今後、この「デザイナーズハウス」をメイン商品として広告・宣伝を行って参ります。ホームページの準備が整う前に先行してInstagramで発表していきますので、もう少しだけお待ちください。

「大手ハウスメーカーと同じご予算で2ランク上の家が建つ!」の意味

弊社ホームページのトップページには表題のキャッチコピーが載っています。これは弊社が大手ハウスメーカーと対等に渡り合うという意味で書いたものではありません。では、どんな意味で書いたかというと「お金がもったいないなぁ!」と言う気持ちを逆の表現をしたものです。

「何を言っているのか分からない。」と思われる方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明をさせて戴きます。最近になって横手市には有名なハウスメーカーが2社も進出してきました。秋田市でも採算が取れず撤退するハウスメーカーが多い中で過疎の町である横手市に拠点を構えるという事は、それなりに市場調査を行い採算が取れると判断したものでしょう。ところがハウスメーカーが建てる家は金額的に高いのが一般的です。同じ商売をしている弊社から見ても完成した建物と坪単価のギャップに驚かされる例は少なくありません。

正直言って大手ハウスメーカーに依頼する金額で弊社と契約すれば表題の通りに「2ランク上の仕様で家が建てられます。」と断言出来ます。しかし弊社が望む形はその逆で、そこまで高い金額を払わずとも同レベルの家は建つのだから、余ったお金でもっと人生を豊かに暮らして貰いたいという事です。もちろんお金がたくさん有って、坪単価の高い家を希望する人はそれはそれで構わないと思います。

私がこの話を特に伝えたい人達は『子育て世代』の方と老後を夫婦二人で暮らしていきたいと考える『シニア世代』です。
まず『子育て世代』ですが、子供が成人になるまでには多くのお金が必要になります。子供が複数いれば更に多くのお金が必要です。時には家族全員で旅行に行く事も有るでしょうし、ご主人や奥様にも個人的な付き合いでお金が必要な時もあると思います。そんな多くのお金が必要な期間に住宅ローンの負担はボディブローのように効いてきます。なぜならば家を建てた後にも家に関わる出費は次から次へと出てくるからです。まずは毎年支払わされる「固定資産税」。これは建てた場所、家の大きさ、仕様によって役所が算出する訳ですが、あまりにも豪華で高額な家を建てると固定資産税の評価額も上がる事に注意が必要です。そしてお施主様を一番悩ませるのが住宅設備機器の経年劣化による交換や外装材の定期的なメンテナンス費用です。特に外装材の定期的なメンテナンス費用は殆どのお施主様の悩みのタネです。内装も外装も同じく経年劣化はしていきますが、雨・風・雪・紫外線に晒される外装の劣化は内装の比ではありません。屋根材や外壁材の塗り替えを定期的にメンテナンスしていないと、その「つけ」は大きく帰ってくる恐れもあります。

基本的に家を建てる際に月々の住宅ローンの返済額を考えるお客様は100%ですが、メンテナンス費用の事まで考えていらっしゃるお客様は稀有だと思います。
では坪単価の高いハウスメーカーで建てられた住宅の外装材と弊社で使用している外装材に違いはあるかというと大体同じ金属サイディングです。弊社は100%金属サイディングですが、ハウスメーカーでは予算の関係上か窯業系サイディングを使っている処も多く見受けられます。問題はこの窯業系サイディングです。これには寒冷地仕様もあり、秋田市のような比較的降雪量の少ない地域であればOKですが、降雪量が2Mもある横手市などでは「難あり」と言わざるを得ません。横手市のような豪雪地帯では金属サイディングが一番適していると考えておりますが、それでも定期的なメンテナンスは必要です。ここに「難あり」の窯業系サイディングが使用されるとどうなるのでしょうか?窯業系サイディングは表面の撥水効果が薄れてくると、サイディング内部に水分が浸透して氷点下の夜が続くと凍害を起こす危険性があります。凍害が起きたサイディングはもう塗り替えなどでは対処出来ず、張替えでしか直す手立てがありません。この際に掛かる費用はかなり高額になりますが、多くのハウスメーカーは契約時に窯業系サイディングのリスクについて説明をしていないと思われます。

もう一つ定期的なメンテナンスの掛かる外装材が屋根材です。横手市付近ではガルバリウム鋼板葺きの屋根が一般的です。屋根材は酸性雨や暴風に晒され、夏は灼熱地獄、冬は雪に覆われ氷点下の環境にあります。家に使われる資材の中で最も過酷な部位と言えるでしょう。ゆえに定期的なメンテナンスは欠かせないのです。これらのメンテナンス費用は決して安くはありません。住宅ローンを支払っている最中での出費はかなりの痛手になるお客様も多いと思います。

だからこそ一番最初に家を建てる際はコスパの良い住宅会社を選ぶことが大事なのです。大手ハウスメーカーの方がブランド力が有るし安心感もあるという気持ちも理解は出来ますが、無理をしてそこまで高額な買い物をする必要があるのか私的には甚だ疑問が残ります。

『シニア世代』で老後を夫婦二人で暮らしたいという方にもやはりお金を大切に使って戴きたいと思います。自然素材で出来た家を大手ハウスメーカーで建てるより20%も安く建てて、余ったお金でゆとりある老後生活を送って戴きたいと思います。家は人が生活していく上で必要不可欠なものですが、長く暮らし続けていくにはお金が掛かります。それらを支払っても家族が我慢をせずに暮らせる事まで是非考えを巡らせて戴きたいと思います。

構造材は無垢の木の乾燥材!

誠心住工房フォレストでは木造住宅の構造材に集成材は1本も使いません。これは約束事項です。

なぜ集成材を使わないかには2つの理由があります。
①集成材の強度及び耐久年数は接着剤によって決まり、一般的にその寿命は50年~80年と言われている。
②接着剤に含まれている化学物質によってシックハウス症候群が起こる可能性がある。

まず①についてですが、いま国が推奨する住宅は100年住宅や200年住宅という超耐久性能を持った住宅です。そこに寿命が100年持たないと分かっている集成材を使うという事に弊社では疑問を持っています。集成材を使っている住宅会社の営業マンが建築を知らないお客様に「無垢材は強度がバラバラで、後々反りや曲がりが出てくる可能性があります。集成材は強度が均一で反ったり曲がったりする事はありません。」と語っていますが、一部正解で一部は間違った内容です。集成材は科学と化学によって作られた人工木材です。ですから先程の集成材に関する部分の説明は正解ですが、肝心な説明が抜けています。それは強度についてです。確かに強度は均一化されていても強度のピークは製造直後であり、その後は接着剤の経年劣化と共に年々強度は下降していくのです。ここが弊社の一番危惧する点なのです。一方、無垢材については言葉足らずです。確かに強度はバラバラで均一ではありません。しかし無垢材の強度は伐採してから徐々に強度を増してゆき200年後にピークを迎え、その後1000年掛けて元の強度に戻ると言われています。また木材の乾燥技術は進歩していて無垢材であっても乾燥材であれば大きな変形は起きません。また②についても無垢材は自然素材ですから有害な化学物質を放出する心配もありません。

簡単ではありますが、上記の理由から弊社では構造材に集成材をしないのであります。では、なぜ多くの住宅会社は集成材を使っているのでしょうか?

理由は3つあると思います。
①クレームが出にくいから 
②施工がしやすいから 
③問題が起きた時には保証期間が過ぎているから

集成材を使うと後々反りや曲がりが殆ど出ないのでクレームになりにくいと言う利点があります。イコールこれは施工を行う大工さんにも好都合で仕事がしやすいと言う事にも繋がります。問題は③です。住宅の瑕疵担保保険は最低でも10年が義務になっています(最近は長期で20年以上の保険もありますが)。集成材の寿命は最初の部分で書きましたが、もしも接着剤の剥離が起きたとしても保険期間が過ぎた後になる訳です。これがどういう意味かはご推察ください。

昭和の時代まで日本の家の寿命は25年と言われ、先進国の中ではダントツのビリでした。欧米では50年~80年は当たり前でしたから、平成になってから欧米に追い付け追い越せで「100年住宅」が求められるようになったのです。家が完成するまでは住宅会社の責任ですが、引渡し後は基本的にお施主様の管理責任に代わります。家は自分の代までとお考えならば構いませんが、孫の代までとお考えならば構造材に何を選ぶかは重要な要素となる事を是非この機会に知って貰いたいと思います。

これから横手市(近郊)で家を建てらる方へ

4月も20日を過ぎ、まもなくG.Wに入ろうとしております。ついこの前まで道路以外の場所はどこも雪で覆われていたのが嘘のように消えました。気温も日中は初夏のような温度になりますが、さすがに半袖を着て歩けはしません。私が住む横手市は12月から3月いっぱいまで雪と格闘しておりました。昨年の積雪量も凄かったですが、今年も負けず劣らず降り積もりました。2年連続で約2Mの降雪量にはほとほと泣かされました。これは私だけではなく、横手市民全員がそうだと思います。1年12カ月の内3~4カ月、つまり横手という場所は1年の1/4~1/3は雪と付き合わなけばならない地域だと言う事です。

さて、冬期間は太陽の日差しが滅多に拝めない地域ですから気持ちがやや沈みがちになりますが、雪が解けて暖かい春が訪れると気持ちも明るくなります。そんな季節の中で「家を建てよう!」とお考えの方は是非とも横手の雪を思い出しながら計画を立ててください。有名なハウスメーカーだからちゃんと雪の事を考えて設計してくれるとお思いの方、「そんな事はありません!」。横手で暮らして大雪の中で除雪や雪下ろしを体験した事がある、または現在横手市に住んでいる設計士ならともかく、「横手の雪」を知らない人が設計すると絶対では有りませんが、どんでもない家が建つ可能性があります。実際に私が秋田市のハウスメーカーに勤めていた時でしたが、設計一筋40年のプロが湯沢市の家を設計しました。この設計士は秋田市生まれで秋田市育ちで湯沢市には殆ど来た事が無いばかりか、雪降る冬の湯沢市なんて見た事もありません。結果は毎年のように大雪が降るとお施主様からクレームの電話が来ます。同じ秋田県内でも秋田市と横手市では気候がかなり違います。秋田市ではOKな事でも横手市ではNGな事はたくさん有るのです。

例えば屋根の形などは典型的な例です。横手の雪を知らない設計士が知らずにミスってしまうのが寄棟の屋根です。寄棟とは建物の四方へ屋根面を設ける形状の事を言います。これだと家の周り全体に雪が落ちてくるので、人の出入りが有る玄関や勝手口は危険な箇所となります。雪国の家の屋根は人が出入りする面には雪が落ちて行かないように考える事が基本ですので、どうしても屋根形状は切妻か片流れになります。あと無落雪という形状もありますが、個人的にはお薦めしません。理由は横手の雪の「雪質」です。湿気が多く、積もるとモノ凄い重量になります。もし雪下ろしをせずに1M以上も積もらせておくと何十トンもの荷重が家の構造体に負荷されます。問題はこの状態の中で巨大地震が起きた場合です。この雪の重量は瓦屋根の比ではありません。下手をすれば家が潰れる可能性もあります。不思議な事に雪が多く降っている時期に巨大地震が秋田県で起こった事が無いので、あまり問題視される事が有りませんでした。でもこれからの日本はいつどこで大地震が起こるか分からないので、危機意識を持って家づくりを考える事をお薦めします。

雪の無い季節に「家づくりの計画」を立てるとついつい雪害の事を疎かにしてしまいがちです。いざ冬本番を迎えた時に後悔しない家づくりが出来るよう、しっかり設計士さんと綿密な打ち合わせをしておきましょう

もう一つのお薦め暖房方法「薪ストーブ」

誠心住工房フォレストでは主に「蓄熱式全館床暖房」をお客様にご提案をしておりますが、暖房はこれだけしか出来ない訳ではありません。寒冷地仕様のエアコンやFFストーブなどの設置もご要望があれば行えますが、基本的に風が吹く対流熱式の暖房機器を主暖房にする事は正直言ってお薦めはしません。では「他に薦められる暖房機器は?」と聞かれたなら万人受けではありませんが「薪ストーブ」をお薦めします。

薪ストーブの良さはいろいろ有ります。個人的に一番の魅力は窓から覗ける雪景色とストーブの炎を見ながらくつろぐ光景が雪国ならではの冬の醍醐味だと思います。寒さが厳しい土地だからこそ味わえる暖房方法であり、雪の降らない地域には合わない暖房機器とも言えるでしょう。また直に炎を燃やす事で質の違う暖かさを感じる事が出来ます。自宅に居ながら山のロッジに居る気分に浸れます。そしてインテリアと言う側面から見ても、とてもお洒落な空間にしてくれる重要なパーツにもなります。

但し、薪ストーブを設置するには短所も知っておかなければ後で後悔する事もあります。例えば薪の確保です。雪が降ってから薪を準備では遅すぎます。遅くても初秋までには一冬分の薪を確保し、乾燥させておかなければなりません。薪を置くスペースもちゃんと考えておく必要があります。薪が安価に手に入る人であれば良いのですが、全て購入するとなるとガスや灯油よりも燃料代が高く付くので、薪の入手方法も事前に考えなくてはなりません。また、家の中で直に炎を燃やす訳ですから危険も伴います。小さなお子さんがいれば安全対策も講じないとなりません。さらに薪を燃やせば灰が出るので、定期的に火を落としてストーブ内の灰の除去掃除も行わなければなりません。この作業を行うと着衣に黒い煤が付く事もありますが、潔癖症の方はそれだけで怒る場合もあります。他にも薪を入れずにいたら、気付かない内に火が落ちる事もあります。そうすると種火から火を起こさなければなりません。普段、誰かが家に居てくれれば良いのですが、日中誰も居ないとこの作業をしょっちゅう行わなければならない羽目になる事もあるでしょう。これ以外にもまだ有りますが、このように書くと薪ストーブを薦めていないかのように聞こえるかも知れません。が、そうではありません。薪ストーブにはこれら多くの短所を上回る魅力があります。但し、それは本当に薪ストーブが好きでたまらない人にしか理解出来ない魅力なのです

つまり、このような面倒な事が多々起こり得ることを理解した上で、それでも薪ストーブを付けたいという強い信念を持った人でなければ薪ストーブを薦めることは出来ないのです。ただ「お洒落だから」「カッコイイから」というだけの理由で付けると必ず後悔します。短所も全てひっくるめて「これが薪ストーブの魅力」と思える家族であれば楽しいウインターライフを過ごせると思います

最後に薪ストーブを設置するには何かと制限があります。部屋のどこにでも設置出来る訳ではありません。正しい設置を行うにはプランニングの段階から考えなければならず、設置場所だけでなく外観デザインまで考えなくてはなりません。ましてや雪の多い地域においては雪と煙突の位置関係は重要ですので、薪ストーブの設置方法をしっかり理解している住宅会社に依頼する事が大切になってきます。

家賃6万円と住宅ローン6万円の違い

賃貸住宅に住んでいるか、持ち家に住んでいるかで毎月支払う住まいに掛かる費用の呼び名が変わりますね。仮に支払う金額が同じ6万円だとした場合、賃貸住宅であれば「家賃」、持ち家であれば「住宅ローン」になる訳ですが、お金の使い方としては意味が全く異なります。「家賃」は大家さんに払う賃貸料ですから、何年支払っても決して自分のモノにはなりません。片や「住宅ローン」は自宅を購入した際の返済金ですから、支払い年数に応じて自分のモノになっていきます。
住宅金融公庫が有った時代の「住宅ローン」は最長25年でしたが、今は最長35年で組むことが出来きるようになりました。よって月々の支払い額を抑える事が出来るため、所得の低い方でも家が建てられる可能性も広がってきております。なるべく若いうちに家を購入する事で自分が元気でいられる年齢で完済出来るように住宅ローンを組む事が理想的かと思います。

でも人によっては考え方が全く異なり、「一生賃貸生活」と決めて暮らしている方も世の中には多くいらっしゃいます。賃貸であれば土地に縛られる事なく、自分が住みたいと思った所へ簡単に引っ越す事も出来ますし、固定資産税を支払う必要もありません。部屋のどこかに不具合な所があれば、大家さんに言って無償で修理して貰えます。そういう気楽な所は「賃貸」の良さだと思いますので、それを良しと考えられている方に対する異見はありません。

ただ、「家を建てた方が良い」か「賃貸生活を続けた方が良い」かで迷われている方がいれば、私は「家を建てる」ほうをお薦めします。特にご家族で住まわれている方には輪をかけてお薦めします。なぜならば、もし自分に万が一の事が起きた時、つまり愛する家族を残して逝ってしまった場合の事を考えた場合に賃貸住宅と持ち家では大きな差が出てくるからです。ある日突然、自分がこの世を去った時に賃貸住宅に住んでいたら家族はどうなるでしょうか?奥様に稼ぐ力があって問題なく家賃が払えるなら良いのですが、もし払えないとしたら、そこを出て行かなければならなくなりますよね。家族の大黒柱がいなくなった事で家賃と生活費を残された家族で稼がなければならない訳です。これは亡くなられた人にとっては死んでも死にきれない事ではないでしょうか。

それに対し、持ち家の場合はどうでしょうか。住宅購入者の多くの方は金融機関で「住宅ローン」を組んで家を建てられます。その際に必ず『団体信用生命保険』、略して『団信』に入らされます。これは主債務者の方に万が一の事があった場合に住宅ローンの残債を無くしてくれるシステムです。つまり、一家の大黒柱だった方が亡くなられたとしても、その家から出る必要は無いのです。むしろ自分が死んだとしても愛する家族に財産を残せるのです。私が思うにここの違いは天と地ほどまでとは言いませんが、かなり大きな違いだと思います。

もちろん家を購入して掛かるお金は「住宅ローン」だけではありません。最初の年は不動産取得税、固定資産税は毎年掛かります。またメンテナンス費用も定期的に掛かります。そう考えると「一生賃貸生活」の方が結果的に安く済むかもしれませんが、自分の理想とする住まいで家族と過ごす時間はかけがえのないモノであり、何ものにも代えられない家族の財産になると私は思います。
年老いて死期が訪れた人間は病院ではなく、「家で死にたい。」と言います。きっと大切な家族と過ごした日々が忘れられないからこそ出てくる言葉なのではないのでしょうか。真に家とは自分の居場所であり、死に場所でもあるのだと思うのです。そういう場所を造り、育てる事に掛けるお金は決して無駄ではないと私は考えます。

3.11から11年とオール電化住宅

東日本大震災から11年が経つ現在でも家に帰れない方や未だ行方不明の方、並びにご家族を亡くされた方々には心よりお見舞い申し上げます。11年という長い年月が経過しても地震は頻発して起きるし、なかなか安心して生活が出来ない方も多い事かと思いますが、一日も早く元の暮らしに戻れる日が来る事を祈っております。

大震災から6年後、私は生まれ故郷に自宅を建てました。まだ震災時の記憶が残っておりましたので、耐震性に関しては結構考えて施工をしました。大きな地震の直後は耐震面に人の目は行きがちですが、ある程度収まってくると意識が薄らいできます。あの時の強烈な恐怖をも薄れさせる『時の流れ』とはある意味で怖さを感じます。3.11の時は太平洋側に比べたら比較になりませんが、秋田県でも大きな被害は出ました。私の記憶で鮮明に覚えているのはインフラがストップし、その復旧に大きな差があった事です。特に電気の復旧が一番遅く、電気が来ないと殆ど何も出来ない事がハッキリと分かりました。それが教訓となって雪国横手であっても太陽光パネルを設置したり、オール電化にはせずに使用エネルギーを分散させて自宅を建設しました。

私の家には普段両親が在宅しており、近所のおばあちゃん達がよく遊びにやって来ます。寒い季節だと「ここの家ほどあったかい家はねーな(無いな)。」と皆さんが褒めてくれます。我が家より立派な家に住んでいるおばあちゃんも同じ事を言うので、私の母が「お宅はオール電化だから寒くなんかねーべ(ないでしょ)。」と返すと「なんとなんと家中全部暖房なんか付けたら月に電気代が10万円超えるから、普段いる所しか付けてないんだよ。ここみたいにどこ行ってもあったかくなんかなんねーよ(ならないよ)。」との事。局所暖房やって電気代が約8~9万円くらい掛かっているらしいのですが、それだと建替え以前の暮らしとあまり変わらないような気がしてなりません。

別の家のおばあちゃんは先日やって来て「病人がいるから家の暖房を付けっぱなしでいたら電気代が10万円を超えた。」と言い、「これからまた電気代が上がったら生活出来なくなる。」と嘆いていたそうです。この二人のおばあちゃんの家で共通するものは「オール電化の家」だという事です。私はオール電化の家で生活をした事がありませんので、どれくらい快適なのかは分かりません。ただ、お二人の話を聞く限りでは寒い横手ではお薦め出来るモノでは無いような気がします。オール電化の家を推進している住宅会社は今も多く存在していますが、私はこれまで「オール電化の家は快適で省エネ性も最高!」と言っているお施主様に出会った事が一度もありません。どちらかと言えば、「とにかく電気代が高い!」「電気代が高いから暖房のスイッチを一部切って暮らしている。」とかネガティブな話しか聞こえて来ないのです。にも係わらず「オール電化住宅」を選んで建てているお客様が後を絶たないのはナゼ?なのか不思議でたまりません。

そもそも今の日本の電気はどうやって作られているのかをご存じでしょうか?3.11以降原発の稼働が減り、日本の電力の8割は火力発電所に頼っています。この火力発電所で何を燃やして電気を作っているかと言うとそれは「天然ガス・石炭・石油」です。どれも化石燃料を燃やして作っているのです。電気はクリーンなエネルギーと思っている方が多いと思いますが、全くクリーンではないのが現実です。もし「オール電化の家」はクリーンな家だと思っておられるのであれば、ちょっと違うと思います。今のところクリーンなエネルギーと呼べるのは再生可能エネルギーと地熱・水力発電くらいですが、日本でのこれらのシェアは本当に少ないですね。ドイツのように国策として取り組む覚悟でやらない限り、いつまで経っても脱化石燃料・脱原発は絵に書いた餅でしかならないと私は見ています。でも、再生可能エネルギーを使って家の電気を賄っているのであれば、それは「クリーンな家」と言えると思います。

さて「オール電化の家」の電気料が高額な事は以前から知っていました。「いつもよりちょっと暖房を多く使うとあっという間に8万円を超える。」という話は4年前に知り合いの大工さんからも聞きました。更に昨年3月で終了した「深夜機器割引」の終了も要因一つになっていると思います。この割引終了が電気代を8万円から10万円に引き上げているのだと思いますが、この金額の高さは弊社の住宅と比較すると異常な高さです。確かにどんなに断熱性能の高い住宅であっても冬場の光熱費は高くなりますが、せっかく設けた設備機器を電気代が高く付くからという理由で使わずに我慢しているなどというのは本末転倒だと思いませんか?

私が思うに多くのお客様は光熱費がどれくらい掛かるのかを知らされないで建てているのではないでしょうか?特に1年の半分を暖房に頼る雪国横手の冬の暖房費を知らされていないのではないかと思わざるを得ないのです。でなければ購入後に前述したおばあちゃんたちのような話は出てくるはずが無いと思うのです。弊社の住宅の暖房は床暖房で熱源は灯油ボイラーです。床暖房はヒートポンプを使った電化型も可能ですが、この方式は寒冷地以外の地域であれば可能です。秋田でも横手のような極寒の地域では残念ながら電化型はパワー不足で役に立ちません。まぁ他に選択肢がなく灯油ボイラーを標準仕様としていますが、抜群の暖かさを誇ります。外気温がどんなに寒くても家中どこでも暖かいのです。蓄熱式なので余熱を利用する事で省エネ性にも優れていますので、全館暖房にしていてもオール電化の家より光熱費は数万円安くなります。

このようにランニングコストを抑えて真冬でも暖かく快適に暮らせる蓄熱式床暖房ですが、実はイニシャルコストも他の暖房機器と比較すると安く抑えられます。一言で『床暖房』と聞くとイニシャルコストもランニングコストもメッチャ高額なモノと思われがちですが、そんな事はありません。弊社ではこれまでに10棟以上のお宅で床暖房を施工させて戴いており、高評価を戴いております。これから家を建てられる方にはぜひ暖房をどの工法で行うかを真剣に考えて貰いたいと思います。横手は北海道に次ぐ日本で2番目に寒い地域です。全館冷暖房も魅力的だと思いますが、私はやはり暖房最優先で家を建てられる事をお薦めします

「化学系木材」は使用しない!

誠心住工房フォレストでは構造材(土台、柱、梁)に使われる集成材の事を「化学系木材」と呼んでおり、これらを一本も使いません。集成材は小さな木材を接着剤で貼り合わせて作られた木材の事を言い、その接着剤として「レゾルシノール系接着剤」が使用されています。この接着剤の成分には『ホルムアルデヒド等』の化学物質が含まれていて、接着乾燥後もホルムアルデヒドを放散させて、シックハウス症候群を引き起こす原因になります。
今はだんだん質が良くなって、このレゾルシノール系接着剤でも『F☆☆☆☆』の製品も出てきてはいます。但し、少ない量のホルムアルデヒドの放散値でも、たくさんの量を使えばそれなりの数字に上がります。家の骨格となる構造材の量はとても多く、そこから発生されるホルムアルデヒドが人体に与える影響は大きいとお考えください。

また、この集成材の寿命は接着剤の劣化に左右されます。木の強度ではなく、接着能力が落ちてくると、その材料の強度が無くなるということになります。

ちなみに接着剤の寿命は50~80年と言われております。実際、集成材が世に出たのは数十年前であって何年持つかというデータは出ていません。

弊社が標準で使っている無垢材の乾燥材ですと、200年かけて強度が上がって、その後1000年かけて強度が下がり、元の強度に戻ります。つまり、木材の構造体だけで見れば1200年の間使い続けることが出来るのです。これらのデータは奈良や京都に古くからある社寺仏閣の建築物が証明してくれております。

弊社のロゴマークにある『自然素材』とは内部の仕上げ材だけを言っているのではなく、構造材も含めて意味しているのです。

最後に家具や造作材に使われている集成材の接着剤はレゾルシノール系接着剤ではありません。これらは構造材ではないので、接着剤に強度は求められません。従って人体にほとんど悪影響のない接着剤が使用されていますので、ご安心ください。

お得なモニターハウス募集キャンペーン

春のキャンペーン企画として≪モニターハウス募集≫を行っております。規格型セミオーダー住宅【Life STAGE 32】と【Life STAGE 24 cpt】の新商品を発表した記念に限定で4組のお客様に特別価格でご提供させて戴きます。どこかの会社がやっているような『1棟980万円!』みたいな破格的なお値段ではありませんが、昨年の春に起こったウッドショックを皮切りにあらゆる資材の高騰分を補って貰えたらという事で始めた企画でございます。ちなみにちゃんとした家が1千万円を切る価格で建てられるなど私には到底思えません。ましてや横手・大仙地域は寒冷地であり、豪雪地帯でもあります。そういう地域で快適な冬が暮らせる住宅を建てるとすれば、それなりに性能の高い資材を使わざるを得ない訳でして、いわゆる「安かろう悪かろう」的な住宅は建てない方が良いと思います。

そういう住宅で使われている代表的な素材として『外壁材』が挙げられます。今の住宅業界で外壁材の主流はやはり『サイディング』でしょう。でも同じ秋田県内でも沿岸部と内陸部では使うサイディングの素材が違ってきます。雪が比較的少なく、塩害の恐れがある沿岸部では「窯業系サイディング」が向いています。逆に雪が多く、雪害の恐れがある内陸部では「金属系サイディング」が向いています。私が住む横手市は積雪量が2Mにもなる地域ですので、弊社では「金属サイディング」が標準仕様になっております。ところがこの多雪地域において「窯業系サイディング」を使用している住宅会社さんも多く見受けられます。これって大丈夫なの?って話なんですが、ハッキリ言って多雪地域において「窯業系サイディング」の使用はお薦め出来ません。なぜならば、「窯業系サイディング」には凍害という大きなリスクが潜んでいるからです。詳しく知りたい方は弊社へお問い合わせ戴きたいのですが、ではなぜ多雪地域で「窯業系サイディング」を使っているかと言うと答えは「価格が安いから」です。

完成した時はどんな素材のモノでもピカピカに輝いていますが、素材の良し悪しは年数を経て初めて分かるモノなのです。なので「安かろう悪かろう」的な住宅を建てるとほんの数年で外壁の塗り替えか張替えが必要になる恐れがある事をぜひ知っておいて貰いたいと思います。これらに掛かるメンテナンス費用は本当にバカにならない金額になります。住宅ローンを支払いながら、リフォームローンまで支払わないとならない羽目になってしまいます。こんな目に合わないようにする為にも住宅会社がどんなこだわりを持って家を造っているのかを知る必要があります。直接会わなくても今はネットで情報がいくらでも手に入る時代です。価格やデザインなども住宅を建てる上で重要な要素ですが、案外説明を聞かないと分からない部分が重要という要素は住宅には多々あるものなのです。

住宅のブランド品とは?

コロナ禍になる前に仙台市泉にあるアウトレットモールへ行く機会がありました。当時、私は新しい名刺入れが欲しくてモール内にある『コーチ』のメンズ店に入りました。入店する時に店員さんから『50%OFF』の割引券を渡され、案内されるまま名刺入れコーナーに行ったのですが定価を見てビックリ! 値札に¥28,000-とあったのです。私にとっては高額過ぎて「ダメだ、こりゃ!」と思い、コーナーから離れようとしたら店員さんから「今日は半額ですよ。」と声を掛けられました。割引券の事を言っているのだと思い「半額でも手が出ませんよ。」と返すと、コーナーの上に掲げてある『50%OFF』のボードを指さして「割引券を使えば更に50%引きになるんですけど、それでもお高いですか?」との事。つまり半額の商品を更に半額で売ると言っている訳です。定価で28,000円の名刺入れが7,000円で買えると言う事が分かり、すぐさま購入に至りました。既に割引が掛かっている商品は割引券の対象外となるのが一般的なので、この破格な値段には驚かされました。

購入直後はお買い得感で満たされていましたが、後になって「75%引きでも利益が出ているのであれば、一体この名刺入れの原価はいくらなのだろう?」という疑問が湧いてきました。いくら割引キャンペーンでも有名ブランド店が赤字で売る事などは無いでしょう。もし定価で売れていたら利益率は75%以上になる訳ですから、『ブランド』の力とは名も知られていない企業からしてみれば「羨ましい」としか言いようがありません。仮に25%OFFで売ったとしても利益率は50%以上も有るのですから、大幅な値引きがあっても何の不思議も無い訳です。このような事例は名刺入れに限らずブランド品を扱う世界ではよくあるケースだと思います。

では住宅業界でも同様な例はあるのでしょうか?

値引きの件だけで言えば「少なからず有ります」。但し、それは利益率の高い大手・有名ハウスメーカーに限る話であり、上記のようなパーセンテージの値引きは皆無でしょう。

また「ブランド」という観点で言えば、実は住宅にはブランド品というもの存在しないと私的には思っております。バックや財布に腕時計、更にはクルマなどなど、頭に「高級」が付くものはほとんどがブランド品と呼ばれるものです。住宅にも「高級住宅」と呼ばれる建物は存在しますが、他のブランド品とは決定的に違う点があります。住宅以外のものはブランド会社がオリジナルで設計し、徹底的に管理された工場で製作されます。ですから全く同じものがいくらでも製造可能です。そして必ず商品にはブランド名かマークが刻印され、お洒落なショップで販売されます。この刻印されたモノを所有する事で購入者は心を満たされる訳です。
しかし、住宅の場合は設計はオリジナルでも工場で組み立てられ完成するものなどは一棟たりとも存在しません。管理はされているとは言え一棟一棟全て違う建築条件下で造りますし、製作に携わる人間も全て違います。ましてや家の外壁などに住宅会社の社名やマークが刻印される事など決してありませんし、お洒落なショップで陳列される事もありません。

住宅の場合、有名な住宅会社が造った建物をブランド品と思われている方が非常に多くいらっしゃると思いますが、実際に中身を比較すると中小の住宅会社の建物とそんなに変わらないというのが実情です。システムキッチン、ユニットバス、サッシ、玄関ドア、室内ドアや便器など住宅は数えきれない程のパーツで構成されていますが、そこの仕様に大きな差は無く、完成すればどこの住宅会社が造った建物かなど一般のお客様には判別できません。住宅のパーツ全てを大手ハウスメーカーがオリジナルで作っているはずもありません。全てそれらのパーツを作っているメーカーから部品を取り寄せて現場で組み立てているだけです。その過程に住宅会社の大小は関係なく、多少作り方に違いはあれどお客様から見ればほとんど同じ作り方であり、ほとんど同じパーツで構成されているのが一般的な住宅なのです。

と言って、大手ハウスメーカーも中小の工務店も十把一絡げでは大手に対して失礼になります。大手の強みとは何か?いろいろ有るでしょうが、私から言わせると一番は『商品開発力』の違いだと思います。例えば地震に強い免震構造の家や水害に強い家などの開発・商品化は中小の工務店が束になっても出来るものでは有りません。なので、こういう大手でしか作れない特別な住宅を希望される方は大手ハウスメーカーに行かれた方が良いかと思います。

近日発表!シングルマザー向けセミオーダー型住宅

昨今の世の中、日本を問わず、世界中で離婚率が増えているそうです。離婚をした時に子供の年齢が低ければ、大抵の場合奥様であった女性が親権を持って育てるケースが多いかと思います。実際にはシングルファザーの方もいらっしゃるでしょうが、圧倒的にシングルマザーの方が多いですよね。幼い子供の事を考えた場合、家事の出来ない男性より、女性が子育てした方が良いと一般的に思われているのも確かです。ところが、いざ離婚してみたら元旦那さんからの養育費が支払われないと言う問題は至る処で起きているようです。

このように離婚は女性側にしてみると経済的負担が大きく、子供が独り立ちするまでの期間は我慢の連続が多いものと想像します。もちろんお金に変えられない喜びや楽しみを子供から貰える面も有る訳ですから、一概に「経済的負担が大きい=不幸」とは言えない部分もあるかと思います。

さて、話を本題に戻します。弊社では過去にシングルマザーさんの家を新築で建てさせて戴いた事があります。個人情報に関わる事ですので詳しくは申し上げられませんが、金融機関の審査がなかなか厳しかったですね。最大の要因はやはり年収面でした。これは男女に関係なく、融資を受けられる全ての方に言える事です。ただ、このお客様の「子供の為にどうしても家を建てたい!」と言う熱意に負けて私も必死で「プラン」と「資金計画」を何回も練り直し、ようやく審査に合格した訳です。いま考えても「よく審査が通ったなぁ。」と感心するのですが、よくよく考えてみると特に「資金計画」がいかに大事かを教わった事例の一つであったと思います。
そして、もう一つ教わった事が有ります。それは世の中にたくさんいるシングルマザーの方で「家を建てたいと思っているけど、自分には無理!」と思われている女性が案外多く存在しているのではないかという事です。

女性でも男性より稼ぎの多い人はいらっしゃいます。でも一般的に見れば少数派です。そんな少数派のシングルマザーの方を応援する商品(注文住宅)を近日発表いたします。昨年の春に起こった「ウッドショック」以降、あらゆる資材の値段が上がってしまい、ただでさえ高額な住宅がさらに高額なものとなってしまいました。正直言って今までのやり方のままで対応していくと、価格高騰分全てをお客様にご負担戴く事になり、とんでもない見積り価格を提示せざるを得ない状況になっております。そこで弊社では2つの新商品を発表し、モニター住宅として募って本体工事価格から税込み100万円の値引きをさせて戴く事としました。また新たに導入した「資金計画システム」を同時に活用して貰うことで、より経済的な負担を軽減させていきたいと考えております。

弊社では「安かろう悪かろう」的な住宅は絶対に建てません。それは仮にそれで一時儲けたとしても会社の信用を落とし、長続きはしないからです。そして何より高額なお金を支払ってくださったお客様の信頼を裏切る事に繋がるからです。ローコスト住宅を前面に出している会社の住宅価格と比較した場合、扱う素材を厳選し、丁寧な仕事をしている弊社の住宅では金額的に高くなるのは当然です。しかし、見方を少し変えて見て戴きたいのです。

見方を変えて戴きたい点は2つ有ります。

一つは『経済的に無理のない返済金額』になっているかです。いくら契約金額を抑えたとしても月々の返済額が高ければ意味がありませんよね。そこで重要なのが「資金計画」です。実は前述のお客様は弊社と出会う前にローコスト住宅で有名な会社からの営業を受けていたそうです。が、話が進むに連れ段々と来なくなってきたとの事。思うに「融資が難しい!」と判断し、撤退したのでしょう。でも弊社でこのお客様は家を建てられました。しかも新築の注文住宅です。価格もローコスト住宅会社より高い金額です。ここで言える事は『家づくりは住宅の価格だけで考えるものではない』と言う事です。でなければこのお客様が弊社で家を建てられる事など無かったはずです。

そしてもう一つ見て戴きたいのは『メンテナンス費用にいくらお金が掛かるのか』という部分です。この部分を考えているお客様は案外少なく、住宅会社もあまり触れませんが、かなり重要度の高いポイントだと考えます。ちなみに弊社の考える『素材の良さ』とは品質と耐久性です。「安かろう悪かろう」的な住宅との決定的な差はまさにこの部分が多くを占めます。例えば屋根や外壁材などは典型的なものです。素材の良し悪しで塗り替えを行うサイクルが大きく変わりますので、入居後に掛かるメンテナンス費用に大きく影響してくるのです。
つまり「安かろう悪かろう」的な住宅で建てた場合、住宅ローンとは別に想定外なメンテナンス費用が次々と掛かってくる恐れがあるのです。要は『長い目』で見た場合にどちらが得かを考えて戴きたいのです。何事も『最初が肝心』と言われるように、後から取り替えたくても取り替えが難しい部位は住宅には数え切れない程あるのです。どうかこれらの事を『大事』と捉えて戴ければ幸いに思います。

※「2つの新商品」とは一つが本日予告させて戴いた『シングルマザー向け』の注文住宅で、もう一つは『子育て世代向け』の注文住宅です。こちらもただいま公開に向けて準備中です。ご期待ください!

「資金計画」は「資金計画のプロ」にお任せ!

「資金計画」は「資金計画のプロ」にお任せ!

購入者の4割の方々が「資金計画」に失敗したと後悔している!住宅購入時において「資金計画」はとても重要な役割を意味します。今は35年間の住宅ローンを組まれるお客様が本当に多くいらっしゃいます。仮に30歳でローンの支払いを始めたら65歳の時に完済となる訳ですから、住宅とは途方もない「高価な買い物」と言える訳です。

さて、このブログをお読みになられている読者の皆様は家づくりにおける「資金計画」にどれくらいの重きを置いてお考えでしょうか?

私から言わせればプランやデザインより遥かにこちらが重要だと思います。なぜならば、この「資金計画」を誤ってしまったら、総支払い額が数百万円も多くなる場合があるからです。

逆を言えば「上手な資金計画」が練る事が出来たら総支払い額が数百万円安くなるという事ですね。

実際にSUUMOで調査したデータによると購入者の4割の方々が「資金計画」に失敗したと後悔されているのです。特に「借入先」をどこにしたか、そしてそこに決めた過程に後悔している方が最も多くいらっしゃるようです。

「住宅会社の営業マンに勧められたから」、「とにかく金利が一番低いところだけで選んだ」などなど理由はたくさん有りますが、共通して言える事は後悔されている購入者の多くは「購入前にもっと資金計画の勉強をしとけば良かった。」と思われている点です。

これから住宅のご購入をお考えの方には、既に購入されているお施主様方の後悔の言葉をぜひ教訓にして戴きたいと思います。


住宅ローン選びで失敗しないための「安心サポートの導入」弊社はご購入者の4割の方が後悔している事を重く受け止め、資金計画のご提案にもっと力を注ぐようにしたいと思っております。

具体的には「資金計画のプロ」とパートナー契約を結び、お客様それぞれに最適な「資金計画」がご提案できるシステムを今年2月から導入することとしました。

このシステムには3つの特長があります。


特徴1:ファイナンシャルプランナーから提案を受けることがてきる

まず第1の特長ですが、システムの中にはファイナンシャルプランナーがいて、お客様の経済的事情をヒアリングし、精査していきます。その精査内容は同じシステムの中にいる「資金計画のプロ」に引き継がれ、それぞれのお客様に最適と考えられる金融機関2~3社の商品が提示されます。

ここで重要なのは『ファイナンシャルプランナーと資金計画のプロが連携してご提案をさせて戴く』という点です。

多くのハウスメーカーの営業マンにも優秀な人は存在しますが、例えどんなに優秀であったとしても弊社がパートナー契約をしたチームより良い提案は出来ないと思います。なぜならば、彼らは「住宅のプロ」ではなく「金融のプロ」だからです。

ハウスメーカーの社員は「住宅のプロ」であり、「金融のプロ」ではありません。確かに「資金計画」についても勉強はされているでしょうが、どんなに勉強をしても「金融のプロ」との差は歴然なのです。

昔から『餅は餅屋!』、『蛇の道は蛇!』と言うように何事においても、その道のプロには敵わないのが世の常です。

事実、購入者の4割の方が後悔されているのですから、ここは「その道のプロ」、つまり『資金計画のプロ』にお任せをした方が得策と言うのが弊社の考えであります。

ここまでの私の話を聞いて「なんだ、フォレストは資金計画は他人任せかよ!」と思われる方もいらっしゃるかと思います。確かに最初の部分は「資金計画のプロ」にお任せする場面が多々あります。

でも「資金計画」は計画を立てるだけが仕事ではありません。弊社の存在意義は「資金計画のプロ」が立案し、お施主様が承認した計画書通りに実行させるサポート役であります。

計画書が「絵に書いた餅」で終わらないようにお客様をしっかりとサポートする事が弊社の仕事であります。


特徴2:専用アプリでスムーズな対応が可能に

そこで第2の特長ですが、このシステムにはアプリが有って、お客様がそのアプリをスマートフォンにダウンロードするとサービスが開始され、そこでの情報はお客様、弊社、そして「資金計画のプロ」の三者で共有されます

これまで訳が分からないまま住宅会社に言われた通りに行ってきた「お金」に関する事柄がアプリを通じてお客様にもご理解戴けるようになります。


特徴3:トクする最新のローンの組み方をご紹介♪ ネットバンクのご利用も可能です!

最後に私たちが住む秋田県は都会と違い、実は選べる金融機関が圧倒的に少ないというハンデがありました。

ここで第3の特長ですが、このシステムにはそのハンデを補う機能が装備されております。

つまり、このシステムを使う事で秋田県に住んでいても都会に住む人達と同じようなサービスが受けられるのです。(他社では絶対に出てくる事がない提案をご覧戴けるはずです。)

新しいシステムを3つの特長に分けて簡単にご紹介させて戴きましたが、本当に良いシステムかどうかはお客様ご自身がお決めになる事です。

このシステムにご関心を持たれたならば是非アクションを起こしてみてください。『住宅ローンで失敗したくない』とお考えの方は話を聞くだけでも損は無いと思います。ちなみに「資金計画」を立てるだけであれば費用は掛かりませんので。


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雪国で家を建てるなら『暖房と断熱材は何か?』は重要です!

私が住む横手市は秋田県の県南内陸部にあります。すぐ東側に奥羽山脈があり、日本海の湿った雪が2Mも降り積もる日本有数の豪雪地帯でもあります。最近は異常気象のせいか氷点下15℃くらいになる時もあるくらい寒い冬が3カ月以上続きます。冬場の日照時間も47都道府県で最も少ない県の一つです。では反対に夏は涼しいかと言うと横手盆地という場所に有る為、気温は東京並みに暑いのです。まぁ、暑さはあって2カ月程度ですが、寒さは10月から4月上旬くらいまでおよそ半年続きます。つまり1年の内半分は暖房が無いと快適な生活が出来ない地域に住んでいるという事になります。

さて、そんな横手市や大仙市、湯沢市、仙北市などがある秋田県南部で「これから家を建てよう!」とお考えの方にお伝えしたい事があります。表題にも書いてある通り家づくりにおいて『暖房』と『断熱材』はとても大事な要素であると言う事です。敢えて言うならば、特に断熱材と言うか『断熱性能』は最も重要な要素です。どんなに高性能な暖房機器を設置しても断熱性能が低ければ快適な暮らしは出来ません。反対に断熱性能が高い住宅は少ないエネルギーでも快適な暮らしが出来ます。極端に言えば断熱性能が極めて高い住宅は暖房無しでも寒くありません。しかし、そういう家はコストが高くなります。断熱材だけではなく開口部になる玄関ドアやサッシなども高断熱仕様のモノになりますから当然と言えば当然な訳です。

そこで考えなければならないのが予算との兼ね合いです。どんな家を造るにも必ず予算が有るはずですが、ここで考えて欲しいのが『暖房と断熱材』なのです。限られた予算の中でどういう選択をすれば快適な冬の暮らしを送れるかは『暖房』と『断熱材』をセットで考えなければならないのです。弊社では『雪国でも365にち裸足で暮らせる家』と言う考えをベースに家づくりをしております。365にち裸足で暮らせるようにするにはどうすれば良いのかを真剣に考えて作り出した答えがショールームにあります。ぜひ弊社が考え出した答えを見るのではなくご体感しに来てください。

1月のイベント情報をまもなくアップしますので、是非ご予約の上ご来場くださいませ。皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

「家づくりの計画」は早めに行動する事が肝要!

いま「家づくり」をお考えの方の多くの方は金融機関からの融資を受けて建てられる場合が殆どだと思います。以前のブログで『今年の9月末日までに建築の請負契約を結ぶと4つのメリットが受けられる。』とご紹介させて戴きましたが、自分は来年建てる予定だから今慌てて計画を立てる必要は無いと考えられている方も多くいらっしゃると思っております。私はさまざまなお客様と計画を進めてきて色々と勉強をさせて戴きましたが、一つだけ共通して言える事を発見しました。それは思った通りのスケジュールで物事は進まないという事です。

いわゆる「不測の事態」と言うのが大なり小なり潜んでいて、それが思いのほか大きいとスケジュールそのものの変更を余儀なくされる場合もあるのです。「不測の事態」の内容は人それぞれですが、計画当初では分かっておらず物事を進めていく過程で出てくるケースが殆どです。これが計画の進行を妨げる要素となってくる訳ですが、この要素(問題)を解消させる為に思わぬ時間を労する場合があります。簡単なもので1~2週間、ちょっと長くなると1カ月、下手をすれば半年~1年と言うケースも有り得ます。

このような事態になってもしっかりと対応が取れるようにするには余裕が必要と思います。この場合の余裕と言うのは『時間』を指します。特に補助金や何か時限性のある優遇措置を受けたいとお考えならば尚更です。ギリギリのスケジュールを組んですんなり通ればOKですが、何かしらの問題が結構出てくるんですね、これが。その問題の大半はお施主様ご本人が知らなかった事が原因なのです。

例えば「親から貰った土地に家を建てようとして登記簿謄本を取ってみたら抵当権が付いていた。」なんて事はザラにあります。さらに問題なのは抵当権の中身です。それが設定されたのが明治や大正時代で抵当権者がもう存在しないケースもあります。また借りたものがお金ではなく、米や粟などの場合もあり、どうしたら良いのか司法書士の先生でもサジを投げるケースも稀にあるのです。

上記のように問題が顕在化しておらず、潜在したままの状態で計画を進めて行くと思わぬ『落とし穴』に陥る可能性があると言う事を知って戴きたく思います。何事にも共通して言える事だと思いますが、余裕を持った計画を立てる事で万が一の場合でも上手く乗り越えて行く事が出来ると思います。「家づくり」を考えていらっしゃる方にはなるべく早い行動を取って戴き、時間的に余裕のある計画を立てて貰えます事を切に希望致します。

融雪も行なえる床暖房システム

ようやく横手市にも春が到来しました。それにしても今年の大雪には本当に泣かされました。そのせいかこれほど春の到来を待ち遠しく思ったのは私だけでは無いと思います。

さて、本日は弊社がお薦めしている住宅の雪対策方法の一つをご紹介したいと思います。誠心住工房フォレストのオリジナル床暖房「EcoDAS」はボイラー1台で約80~100坪の住宅を暖める事が可能です。しかし、一般的な住宅の床面積は30~40坪くらいが殆どです。つまり、弊社が採用しているボイラーには大きな余力がある訳です。この話を聞くと「だったらもっと小さなボイラーを使えばいいんじゃないの?」と思われる方は少なくないでしょう。実際に小さなボイラーは存在します。でも使えない事情が有るのです。弊社の床暖房システムとボイラーには相性というものがあって、弊社が選んだ機種以外のボイラーを使用すると効率良く働いてくれません。これは灯油の消費量(燃費)にも直結すると共に家の中の快適性に影響してくる訳ですから、単純に家が小さいからボイラーも小さなモノにとはいかないのです。

けれども、それだけの余力が有ると知っていて利用しないのはもったいないと思いませんか?

そこで弊社は「床暖房用のボイラー1台で融雪もやっちゃおう!」と考え、まずはモデルハウス(私の自宅)で試験を行いました。結果は思った通りで充分融雪が可能という事でした。そして今年3月にお客様のご自宅で初めてその施工を行いました。それが次の写真です。施工箇所は玄関アプローチ+ポーチ、下屋と2階屋根の軒下部分2ヵ所、合計3ヵ所です。融雪工事写真2021.4.13.xlsx

正直に言って、ここに温水を回すと当然の事ながら灯油の消費量は増えます。これを「もったいない。」と思うか、「寒い中汗水流し、身体を酷使して除雪作業をやるよりマシ。」と考えるかは人それぞれです。ここに正解は有りません。

ただ弊社が申し上げたいのは単純に「余力が有るから融雪に。」と言う発想だけでこれを推奨しているのではなく、実は別の部分を重要視している事の方が大きいのです。それは『高齢化社会』と言う秋田県では最も深刻な問題です。若い時は力が有り余って自力で除雪作業も出来るでしょう。でも人は生きている限り必ず年を取り、老いて行きます。そうなった時に今年のような大雪が襲って来たらどうしますか?高齢者しか住んでいない家では誰かの助けが無いと身動きが取れなくなる恐れが有ります。少なくとも横手市や大仙市、湯沢市周辺に住む人たちは何かしら大雪に対する備えをしておく必要が有ると私は考えます。その一助として提案するのが融雪なのです。必ず融雪でなければならない訳ではありません。条件さえ合えば地下水を利用した消雪もお薦めです。

言いたい事は「いかに苦労せずして雪から住宅や車そして人を守るか。」なのです。雪の降らない地域の人には理解出来ない処もあるかと思いますが、私たちの住む地域に取って豪雪は死活問題になる場合もあるのです。家をこれから建てられる際には是非その事を頭の片隅に入れて計画を立てられるよう希望します。特に雪の降らない地域に本社を置く住宅会社で計画を立てられる際は要注意です。なぜなら豪雪地帯の住宅と雪が降らない地域の住宅では合い入れない部分が多分に有るからです。デザイン性の良さだけを求めて東京にある住宅を真似て作ったら必ず後悔します。デザインは確かに重要な要素の一つですが、必ず大雪が積もった時にどうなるかをぜひ想像してみてください。

≪太陽の家バージョン≫

誠心住工房フォレストの「伝家の宝刀」

誠心住工房フォレストの注文住宅(リノベーション工事でも可)では弊社オリジナルの「蓄熱式全館床暖房」が標準装備され、その住宅を弊社では「太陽の家」と呼びます。なぜ「太陽の家」なのか?それは秋田県ならではの気候風土に由来します。秋田県は日本で北から3番目という北緯に有り、しかも日本海側に位置します。特に冬は雪が多く、この期間の日射量は他県に比べて圧倒的に少ない県の一つです。太陽の日差しが届かないイコール「寒い・暗い」になり、家庭の中では「寒くてトイレに行くのが嫌、風呂に入るのも億劫」「洗濯物が乾かない」と嘆く方々が大勢いらっしゃいます。そこで弊社がお薦めしているのが「蓄熱式全館床暖房」です。この床暖房の細かい説明はホームページ内に有りますのでそちらをお読み戴きたいと思います。ここでは「蓄熱式全館床暖房」と「太陽の家」の関連性だけに絞って触れたいと思います。

「蓄熱式全館床暖房」は書いて字のごとく熱を蓄えて放熱する床暖房と言う意味です。そしてこの床暖房の熱の伝わり方が『輻射熱』で太陽の熱の伝わり方と同じなのです。太陽の熱は温風で伝わるものではありません。床暖房も温風は出しません。他の暖房機器の殆どは温風で空気を暖める『対流熱』です。ですからスイッチをONにすると直ぐに暖かくなりますが、OFFにするとあっという間に寒くなってしまいます。これが『対流熱式』暖房機の特長です。これに対し、弊社の「蓄熱式全館床暖房」は『輻射熱式』ですので空気ではなくモノを暖めていきます。最初は蓄熱層を、そしてフローリングを暖めていき、やがて家中が暖かくなって行きます。リモコンのスイッチをOFFにしても蓄熱層に蓄えられた熱のおかげで数時間は暖かさが続き、直ぐに寒くなる事はありません。

また、弊社の「蓄熱式全館床暖房」は配管方法が自由自在で廊下やトイレ、洗面所と言う狭小スペースでも配管が出来ます。更に玄関の土間タイルの下にも配管がされますので、家の中で人が歩くスペース全てを暖かくする事が可能なのです。そして冬場なかなか乾かないと嘆いていた洗濯物も「蓄熱式全館床暖房」の家では苦も無く乾かす事が出来るのです。朝、洗濯をして部屋干しにしておくと夕方には完全に乾いています。雪で中まで濡れた靴もタイルの上に置いてくだけで翌朝には乾き、ポカポカ状態になっています。秋田の冬でこのような芸当が出来る暖房機器が他にあるでしょうか?

「太陽の日差し」は人を暖め、濡れた衣服や靴を乾かしてくれます。しかし、冬の秋田ではその効果は全く期待出来ません。「蓄熱式全館床暖房」はその太陽の代わりに人を暖め、濡れた衣服を乾かしてくれる真に「冬の太陽」なのです。「頭寒足熱」と言う人の体に最も良い温熱環境を表す言葉が有りますが、床暖房はそれを地で行く稀な暖房機器でもあるのです。あなたの家は真冬に裸足でフローリングの上を歩けますか?「太陽の家」の住人は皆さんは裸足で歩けます。どんなに寒い日でも芯から暖かい、そんな住宅にぜひ暮らして戴きたいと希望しております。

2021年はメリット最大で新築住宅が建てられるラストイヤー!

タイムリミットは2021年9月30日!!

これまでの住宅工事で国から手厚い優遇措置を受けられたのは新築工事よりリフォーム工事のお施主様だったと思います。ところが今コロナ禍のせいもあり、新築工事でも大きな優遇措置が受けられる事をご存じでしょうか?添付した「国土交通省」のパンフレットには『メリットが出る4つの支援策!』と題して各支援策の要点が書かれています。

住宅取得『4つのメリット』.jpg

①住宅ローン減税の控除期間が13年間
②住まい給付金は最大50万円
③贈与税非課税枠は最大1,500万円
④グリーン住宅ポイントを創設(新築は最大40万円相当)

④を除いては本来2020年末に終了したはずの優遇措置でしたが、コロナのせい(おかげ?)で期限が延長されました。それにプラスして④のグリーン住宅ポイント制度ですから、かつて無い規模の恩恵が受けられるのです。しかし、これはあくまでも時限的な措置である事に注意しなければなりません。

表題に「ラストイヤー」と書いておりますが、正確に言うと年末までではありません。これら『4つのメリット』を最大限に行使するには「今年9月30日までに建設業者と工事請負契約書を締結しなければならない」という条件があるのです。契約書を締結するには、それまでに計画を立て、見積もりをし、プラン内容・仕様と金額が合意されていなければならないと言う事になります。これは数日間で出来るものでは到底ありません。数カ月の日数と労力が必要です。つまり、早く行動を起こした人ほどその権利を獲得する確率が高く、遅くに行動を起こした人ほど権利を獲得する確率が低くなるのです。とかく注文住宅はお客様との出会いから契約までに半年以上掛かるケースも珍しく有りません。複数の業者に見積り依頼をすれば更に時間は掛かりますので、いかに早く信頼出来る業者1社を選んで計画に着手するかが大きな鍵になると思われます。

①と②は今年9月30日までに契約を、④は今年10月31日までに契約を締結すれば来年の工事でも各優遇措置が受けられる対象となるのです。つまり③を除けば来年の工事であっても『3つのメリット』を受ける事が出来るのですが、ここで注意しなければならないのが「契約締結日」なのです。例え、来年の工事であっても『3つのメリット』を受けようと考えるのであればタイムリミットは「今年9月30日までの契約」となるのです。「来年になったら家を建てよう」とお考えの方も今から行動しなければ、せっかくのチャンスを逃す事になりますので早い段階からのご計画をお薦め致します。これらの優遇措置がまた受けられると言う可能性は無いとは言い切れませんが、それがいつにになるかは誰にも分からないのです。「チャンスの女神様の髪は前髪だけです。」過ぎ去ったら捕まえる事が出来ない事をお忘れなく。

木造構造躯体からの「熱橋」

先日、あるお客様から「外断熱工法」についてのご相談を戴いた。お客様曰く「木の柱や梁材は熱貫流率が断熱材の5倍も有るので『熱橋』を抑える為に外断熱工法で家を作りたい。そして部屋は明るくないといけないのでサッシは大きくしてトリプルガラスを使いたい。」との事。住宅業界に身を置いて37年になるが、木の柱や梁材そのものからの「熱橋」をお客様から言われたのは初めてである。

「熱橋」とは建築躯体を構成する部材の中で外部の熱を内部へ、内部の熱を外部へ伝える部分を指す言葉であり、要は熱貫流率の高いモノがそれに当てはまる。そして構造躯体で最も熱貫流率が高いモノの代表格が鉄である。住宅では軽量鉄骨造の建物が該当になる。鉄は誰もが知る通り熱が伝わりやすい素材なので冬の外気温が低ければ、その冷たい熱をダイレクトに内側へ伝えてくる。元々「外断熱工法」はこうした軽量鉄骨造の断熱性能を克服するために考案された工法なのである。

しかし、最近は木造でも「外断熱工法」を取り入れるハウスメーカーや工務店が後を絶たない。弊社ではいろいろな観点から検証した結果、「外断熱工法」は不採用としている。単純に断熱性能だけを見れば明らかに素晴らしい工法ではあるが、そもそも「家づくり」とは断熱性能だけで決めるものではない。メリットだけを見て、デメリットを見ずに作れば後々大きなクレームに発展してしまう。それは断熱だけではなく、何にでも言える事だが物事には必ず表と裏が有るものだ。商品を売る人間は往々にして表のメリットだけをアピールするが、裏のデメリットについては余り語ろうとはしない。なぜならば、それを言ったら商品が売れなくなる恐れが有るからだ。

さて、木造構造躯体の「熱橋」を語ったお客様は本当に勉強熱心な方であると思う。しかし、私的には少々矛盾を感じてしまう。熱貫流率の表を見ると木材の熱貫流率は杉の柱で0.097w/㎡・kで、確かに各種断熱材よりも熱貫流率は高い。ここに「外断熱工法」を採用すれば確かに木造躯体部分の「熱橋」は防げる。しかしながら壁面には必ず窓が存在する。外壁面の中で最も熱を逃がす部分として、この窓が一番大きい。ちなみに最も熱貫流率の低いトリプルガラスを使った樹脂サッシを使ったとしても熱貫流率は0.79w/㎡・kもある。実に杉の柱との熱貫流率の差は8倍以上あり、断熱材と比較すれば十数倍もの差があるのだ。要は外壁面を完璧な断熱工法にしても窓が有れば、そこから「熱橋」は必ず起こるのである。つまり、ここで矛盾が生じる。木造構造躯体の「熱橋」にこれだけこだわるのであれば、極端な話サッシは付けない方向で考えなければならない。しかし、採光面で必要最小限の窓は付けなければならず、小さな窓だけと言う訳にはいかない。しかもお客様のご要望は「大きな窓がたくさん有る家」だ。こんな事を言っては失礼ではあるが「木を見て森を見ず」だと思う。「家づくり」とは総合的な見地に立って考えなければならないと言うのが私の持論で有り、お客様への回答である。

そもそも木造構造躯体の「熱橋」が問題視されるのであれば、弊社が以前加盟していた『夢ハウス』の真壁工法などは有り得ない工法になってしまう。実際に『夢ハウス』だけでなく真壁工法で建てられた住宅の柱の内側を触っても冷たいと感じる事は無い。住宅の構造躯体には大きく分けて木、鉄骨、RCの3つがあるが、その中で最も断熱性能が高いのが木である。断熱材と比較すれば確かに数値的には劣るが、サッシの数値と比較したら差帆のモノではない。よって弊社ではそこを問題視にはしていない。体感的に寒い、冷たいと感じるのであれば別だが、現段階においては軸間断熱工法でも充分な断熱性能が確保されていると弊社では考えている。また、これからは断熱性能を上げる事よりも遮熱性能を上げる方にお金を投資する方が有効的だと考えている。

最後に弊社が「外断熱工法」を行わない理由であるが、これに関しては直接お問い合わせ戴きたい。断熱性能の部分においては理想的な工法かも知れないが、弊社が問題視しているのは全く違う部分である。木造で「外断熱工法」をご検討されている方には是非問い合わせて戴きたい。「これを知って建てるか、知らずに建てるかであなたの住宅の寿命は大きく変わる事間違いなし。」と断言致します。

新年早々の大規模停電に思うこと

2021年1月14日魁新聞記事.pdf
秋田県の2021年は大雪に始まり、1/7・8の大規模停電で大混乱の幕開けとなった。この間だけはコロナウイルスよりもこちらの方が県民にとっては大きな問題だったと思われる。特に県最大の市である秋田市は大打撃を受けた事であろう。新聞記事を読むと「エコキュート」が故障とあり、パナソニック1社だけでも5日間で約350件の修理依頼があったと有る。真冬にお風呂に入る事が出来ないだけではなく、お湯が全く使えないと言うのは本当にしんどい。雪の降らない東京ですら同じ状況に陥ったら大変だと思うが、秋田県の冬は東京とは比較にならないほど厳しい。

エコキュートの販売店に故障の箇所と原因を尋ねてみたところ、次のような回答を戴いた。
「エコキュートの室外機の根本にある水道管が凍った事で多くの家で管が破裂した事例が最も多かった。電気が通電していれば問題は起こらないのだが、停電時の外気温が氷点下を大きく下回った事が大きな要因。」との事。これは「エコキュート」だけに限らず「ガス給湯器」でも同様の問題が起き、ガス給湯器メーカー大手のCORONAでも約400件の修理依頼が来ていると記事に有る。

ここで家づくりに携わる我々が考えなければならないのは、この厳冬期に起きた大規模停電による事故を今後の教訓として活かさなければならないという事である。「エコキュート」や「ガス給湯器」で事故を起こした機種の大半は外置きの機器である。FF式で建物内に設置したガス給湯器では殆ど問題は起こっていない。要は給湯器そのものを内部設置型にすれば良いのだが、「エコキュート」についてはヒートポンプ式室外機が外にしか置けないのがネックとなる。秋田市は秋田県の中でも比較的気温の高い地域であり、横手市と比較すれば降雪量も格段に少ない。ゆえに雪の降らない地域と同じような形で給湯器を設置しているケースが目立つ。しかし、そう言う秋田市も雪国である事は間違いなく数年に一度は大雪が降る。この数年に一度というのが判断を狂わせるのである。不測の事態が起きても、必要最低限の暮らしが出来るように考えて家づくりのアドバイスをする事が今後求められるものと考える。

横手市を中心に家づくりを行っている弊社ではFF式の灯油ボイラー(エコフィール)を推奨させて戴いているが、もしお客様から「エコキュート」を要望された場合の対策を早急に検討しなければならない。

新築・建替えをお考えの方へ②

あなたは住宅完成後の事をどれだけ考えていますか?

前項で「今この日本で建てられている新築住宅工事のシェアは大手ハウスメーカーや中堅の地元ハウスメーカーあるいはローコストメーカーが大半を占めていると言っても過言ではないでしょう。」と申し上げました。秋田市のみならず、県南内陸部でも、その傾向は伺えます。地元の工務店さんも頑張っていらっしゃいますが、やはり有名ハウスメーカーには及びません。

さて、今回お話するのは「家づくりに対する価値観」です。あなたが家を建てるとするならば、何に一番のこだわりを持って計画を立てられますか?
昨今の住宅は価格重視、デザイン重視といった感が強く感じられます。お客様も事前に住宅雑誌を見て何社かに声を掛け、相見積もりをさせて自分たちの希望する家を安く作ってくれる会社に頼むという風潮が見受けられます。

お客様心理として、いくらでも安く作りたいという気持ちは充分理解出来ます。中身はどうでも価格さえ安ければそれで良いとお考えならばそれでも良いでしょう。

しかし、住宅というものは自動車と同じで購入してからもお金が掛かるものなのです。光熱費はもちろんですが、メンテナンス費用の事まで考えて計画される方は本当に稀です。

例えば、あなたがローコストメーカーに依頼して住宅を建てたとしましょう。工事費はどこよりも安く出来ました。完成直後はピカピカの新築です。でも数年経過した後にどのような事が起こるかご存知ですか?

数年前までよくあった話が外壁の早期劣化です。多雪地域に不向きな材料が使われていたのです。このように住宅というのは安く作ろうと思えば作れるものなのです。中身がどうでも良ければ手抜き工事だって可能です。お客様が素人ならばいくらでも安く作る手段はあるのです。

でも、そういう住宅を作る業者にはモノ造りの造り手としてのポリシーが無いのです。取りあえず儲かればいいやという頭しかないのです。実際、そのような業者に住宅工事を依頼して後々泣いている人は数えきれない位います。家を新築して僅か5年で外壁の張替えをしなければならない状況に陥ったら、あなたはどうしますか?

住宅というものは何万個のパーツを組み立てて造られるモノですが、住んでいる地域によって使用するパーツの素材を変えなくてはなりません。外壁のみならず、あらゆる角度から検証し、適材を選ぶのです。しっかりとした仕様で施工もきっちりとしていて価格が安いのであれば、それにこした事はありません。しかし、この地域に合わない素材のパーツで作られたとすれば、後に高額なメンテナンス費用が掛かってくるのです。いま安ければ良いのではなく、その後の費用のこともしっかりと考えなければ、最終的には高くつく場合も有り得るのです。


次に「デザイン」について触れてみたいと思います。まず外観デザインですが、最近よく見かける形状が軒先の無い箱型の住宅です。特に若い世代の方に人気があるようです。

昔の住宅は大概大きく軒先を出した造りになっていますが、近年ではあまり大きく軒先を出す家は少なくなり、今に至っては軒の出無しという状態にまで変貌しました。そもそも軒の出って必要なものなのでしょうか?これについては色々な意見があると思いますが、誠心住工房フォレストでは必要という見解を持っています。

一番の理由は外壁の劣化の進行を抑えてくれるからです。あと雪が降った時に建物の廻りを歩く事も出来ます。たまに同じ箱型でも無落雪の屋根で家を建てているハウスメーカーさんがいますが、弊社では恐くてとても真似は出来ません。

そもそも無落雪住宅の発祥地は北海道です。その中でも雪質の軽い地方で生まれた工法であり、北東北ならば青森県の八戸市や岩手県側でしか通用しない工法だと弊社では考えております。雪質が重く、しかも豪雪地帯である県南地域では絶対にやってはならない工法だと弊社では考えております。
内部デザインではどうでしょうか。最近は箱型住宅でよく見かけるスキップフロアの間取りが、これも若い世代の方から支持されているようです。半地下・1階・中2階・2階・ロフトでなんと5層構造。すごいですね~。使える空間は全て利用するという、この発想はとても素晴らしいと思います。

でもこれは土地の狭い大都市圏では喜ばれるかもしれませんが、県南地域ではいかがなものでしょうか?半地下やロフトは天井高さが法的に1.4Mしか取れません。いくらその部分が床面積に算入されないメリットがあったとしても、大人がまともに立って歩けない空間に他の部屋と変わらぬ坪単価で造る価値があるのでしょうか?


誠心住工房フォレストの基本的な間取りの考え方はバリアフリーですので、段差のある部分は極力少なくしていく方向です。なぜならば、人間は皆等しく歳を取るからです。つまり、今は若くてどこへでも動けるでしょうが、やがて老人になれば動けなくなるかもしれないということです。

極端な話をすれば昨日まではピンピンしていたのに、今日突然交通事故に合い、下半身不随で車イス生活になることだってあり得るのです。そうなった時にスキップフロアの家なんて身障者の方から見れば、家中が障害物だらけでまともな生活など出来ません。これは身体の弱い高齢者にも同様なのです。

自分がそのような状態になった時にリフォームでバリアフリー対応が出来ると思ったら大間違いです。今時の住宅はとても頑丈に出来ていて簡単に間取り変更なんて出来ません。昭和の時代に作られた住宅とは全く別物なのです。もし住宅ローンの返済中だとしたら、経済的にも大打撃となる事は必至です。デザインというのは弊社でも重要視はしていますが、今だけを考えて家を考えるのではなく、将来の事も想定しながら計画を立てなければならない事も是非知って戴きたいと思いますし、そうされる事を期待しております。


最後に価格について再度触れたいと思います。日本の住宅は世界的にも高いと言われます。私も同感です。

例えばアメリカの住宅と比較するとその差は歴然です。しかしアメリカと日本では立地条件や法的条件が全く違います。生活スタイルも違います。多分アメリカと同じ条件で許可が下りるなら、日本の住宅の価格もかなり下がると思います。でも現実は無理なのです。ローコストメーカーなどがよく「坪29万円で家が建つ」などと宣伝しておりますが、これはお客様を釣る為のエサに過ぎません。少し例えが汚く聞こえたかも知れませんが、ご勘弁下さい。しかしこんな価格で高性能かつ快適な住宅など絶対に出来ません。

今時このような安かろう悪かろう的なモノづくりをしている業者なんて信じるに値しません。良いように言いくるめられて契約をさせられ、完成すれば「はい、サヨナラ」です。当然、メンテナンスの対応も期待しない方が良いでしょう。最後に泣く羽目をみるのはお客様だけです。


どこに工事を依頼するかはお客様の今後に大きく影響を与える重大な決断要素です。まずは色々な所から話を聞く事から始まると思いますが、良い事だけしか話さない業者は要注意です。

住宅に使用される部品に完璧なものなどありません。必ず一長一短があるのです。特に重要と思われる部分において、その説明が無いのは「怪しい」と疑って、お客様側からもドンドン質問した方が良いと思います。それで納得出来る回答が得られれば不安なく任せられると思います。


誠心住工房フォレストでは使用する素材のメリット・デメリットをしっかりとご説明させて戴き、お客様に納得して貰えるよう努めております。最終的にはこうすることで、完成後のメンテナンス費用の抑制に繋がると思っております。正しい知識を持ち、実行することでメンテナンス費用は大きく変わります。家を長持ちさせるのは住宅会社だけの責任ではありません。

そこに住むお客様の責任もあることを是非ご認識おき下さい。

新築・建替えをお考えの方へ①

あなたの家は地域にあった造りになっていますか?

今この日本で建てられている新築住宅工事のシェアは大手ハウスメーカーや中堅の地元ハウスメーカーあるいはローコストメーカーが大半を占めていると言っても過言ではないでしょう。

以前、旅行で長崎県へ行った時にハウスメーカー最大手で建てられた家が目に留まりました。それは私の地元である秋田でもよく見かける家と何ら変り映えのない住宅で、唯一違っているのは屋根が鋼板葺きではなく、瓦葺きであったという事だけでした。北東北と九州、日本の国土は小さいけれど、気候も風土も違う土地で同じデザインの家が建てられているという事に違和感を覚えるのは私だけでしょうか?全国チェーンのコンビニでもあるまいし・・・。


アメリカにハウスメーカーは存在しない?!

30代の時に視察旅行でアメリカに行った時に現地の方からこんな話を聞きました。

「アメリカでは全国展開しているハウスメーカーなんて存在しないよ。」って。驚きましたねぇ。よくよく話を聞いてみると、アメリカの国土は広いので、例えば雪の降らないカリフォルニア州やフロリダ州のハウスメーカーがカナダの国境沿いで冬は雪が降って氷点下27℃にもなるミネソタ州で家を作ることなんてしないのです。

つまり、アメリカ人の考え方というのは「住宅産業は地場産業」であって、その土地の事を知る人が設計や工事を行うことが最も適したやり方であるという考えなのです。目から鱗でしたねぇ。確かに大手ハウスメーカーが造るモデルハウスは綺麗でデザインも素敵です。営業・工事・アフターサービスまでシステム化されていて、とても中小企業が真似出来るものではありません。

でも100組のお客様が工事を依頼して、100組全てのお客様が満足するかというと必ずしもそうとは言えないのが現状です。私は過去に大手ハウスメーカーや地元のハウスメーカーに籍を置き、その舞台裏を見て参りました。社名は言えませんが、お客様がイメージしている会社と実態にはかなりのギャップがあるのがほとんどです。日本人なら誰でも知っている企業でもそういう会社は存在します。有名な会社ほど信用出来ると思いがちですが、果たしてそうでしょうか?マンションのくい打ち疑惑や免振装置の偽装データ問題など、ほとんどが一流企業と称される会社が引き起こしています。これは何を意味するものなのでしょう。


私が言いたいのは他社の悪口ではありません。前述した問題は全てヒューマンエラーです。つまり人的ミスです。会社が一流だから間違いは絶対に無い!なんてことは100%有り得ないのです。確かに契約はお客様と会社で取り交わされます。ですが実際にお客様と打合せをしたり、相談事をしたりするのは担当者イコール人間です。問題はこの担当者がどのような人格を持った人間なのかという事なのです。

一流企業で働く人間は全て優秀か?答えは「NO」です。

確かに大学出身者は頭脳明晰な方が多いですが、それがイコール優秀とは限りません。運が悪ければ最悪の担当者と出会い、無駄金を支払う事だって有り得ます。実際に私はそういうケースをたくさん見てきました。
家づくりの成功の鍵は「人との出会い」です。どれだけお客様の事を親身に考え、ベストなプラン提案が出来、満足のいく家が建てられるのか。これら全てが人間の行う行為なのです。会社の名前が家を造るのではない事をぜひ知って戴きたいと思います。


気候・風土にあった設計を

さて、話を最初に戻します。

「秋田と長崎で同じ建物が建てられていた」という件です。

誠心住工房フォレストはアメリカ式の考え方で「住宅産業は地場産業である」という方針で家づくりを考えています。弊社は横手市に会社を構えておりますので、施工地域は主に県南地域ということになります。同じ秋田県内でも秋田市や由利本荘市のような沿岸部と横手市、大仙市、湯沢市といった内陸部では気候・風土が異なります。

特に冬場の違いは顕著で、この違いは内陸部に住む人にしか理解出来ない部分が多いでしょう。
実際に秋田市のハウスメーカーに勤めていた時の話ですが、秋田市出身で秋田市育ちの設計士が湯沢市の家を設計して建てたのですが、屋根からの落雪をほとんど考慮しないでいた為、お客様からお叱りの電話が何度もありました。秋田県育ちの設計士でもこういう結果を引き起こしてしまっているのです。

では、東京に本社がある大手ハウスメーカーはどうでしょう。聞くまでもありません。使っている資材の仕様が寒冷地向けになっているだけで、積雪や落雪のことなど考えてなどいません。出来た建物を見れば一目瞭然です。特に県南の豪雪地帯に対応する設計プランなど無いに等しいのです。
それでもお客様は何も分からず、良い話ばかりを聞かされ、高い金額で大手ハウスメーカーと契約を結んでいます。私は完成した後に「失敗した」と嘆いているお施主様を何人も知っています。


誠心住工房フォレストは県南地域に適した家づくりをモットーにお客様へご提案をさせて戴いております。まだまだ小さな会社ですので任せられないとお思いになられる方もいらっしゃるだろうと思いますし、またそのお気持ちも理解出来ます。しかし、弊社に頼んで良かったと思って貰える自信はあります。

どうしても大手ハウスメーカーやある程度名の通った会社でなければならないという信念があるならば仕方ありませんが、こんな家づくりもあるんだなという参考にはなると思いますので、是非一度弊社モデルハウスを見にいらしてください。ご見学だけでも大歓迎です。

最後に他県に本社があるハウスメーカーに頼んでも地元秋田は潤いません。お客様から戴いた利益は他県に行ってしまい、秋田に残るのは借金だけです。

弊社が無理でも、せめて地元のハウスメーカーや住宅造りに熱心な工務店にご依頼されますことを希望してやみません。