株式会社フォレスト 第9期に先立ち

おはようございます!

株式会社フォレストの佐々木でございます。

弊社は昨日第8期の決算日を終え、本日より第9期に入ります。第8期の期初は少々難儀する場面が有りましたが、5月以降から立ち直り、最終的には黒字で決算を終える事が出来る模様です。8期の特長としましては6期、7期で順調に伸ばしてきた注文住宅の新築工事が1棟も無かった事であります。これは私の営業努力が足りなかったのが一番の要因ですが、9期の新築工事を2棟、8期中に契約出来た事は再度新築工事の受注活動拡大に弾みが付いたと考えております。現在の見込みでは更に新築工事が1棟、リノベーション工事1棟の契約予定が有り、今後の伸び率にご期待戴きたく思う次第です。

さて、弊社は昨年『 SIMPLE NOTE 』と言う新商品を導入しました。しかしながら思った程の反響を得る事が出来ませんでした。思うに私自身が不安視した横手の雪事情をお客様も感じられたのではないかと思います。商品自体はとても合理的でお洒落なデザインです。これは雪の降らない地域または積雪量が少ない地域では問題は無いでしょう。しかし、我々の住む地域は2Mに達する積雪量を記録する豪雪地帯です。そこに軒の出無しで雪を落雪させる屋根のデザイン、お客様の不安を払拭させるには説明不足だったと痛感しております。そこで弊社が今期から発売する新商品が『 SIMPLE VITA 』と言う名の住宅です。これは『 SIMPLE NOTE 』の設計コンセプトを基に豪雪地帯に適したデザインに変えたフォレストのオリジナル商品です。近々『 SIMPLE VITA 』の商品説明並びに価格を弊社ホームページに掲載しますが、今後の注文住宅の中心的商品に育てるつもりでおります。

また、昨今の電気料金高騰で頭を悩ませているご家庭は少なくないかと思います。電気に限らずその他のエネルギーも同じく高騰して家計を圧迫している事でしょう。これは日本だけに限らず、世界全体が同じな訳ですが、取り分けエネルギー資源を殆ど持たない日本は一番苦しい立場にあるかと思います。では今後どうすればいいのかと言う事になる訳ですが、結論から申し上げますとエネルギーを出来るだけ必要としない高性能住宅の標準化が求められてくるでしょう。簡単に言えば今まで100のエネルギーを使わないと快適に暮らせなかった家から30のエネルギーで同等の快適性を持つ家に変えていくと言う事です。実はその実現はそんなに難しい事では有りません。お金が掛けられる余裕があれば誰でも出来ます。つまり、その実現の問題は建築コストのアップにあります。予算があまり掛けれないお客様にはハードルが高くなるのがネックで、あまり普及していないのが現実です。よって弊社はこの壁を乗り越えられる手立てを今期中に打ち出したいと思っております。

私事では有りますが、昨年の宅建士受験に合格して現在免許取得の準備を行っております。それが済めば宅建業者としての登録を行う予定です。つまり今期からは建設業だけではなく、不動産業も手掛ける会社へと変貌していきます。弊社が不動産業を行う事で『土地なし』のお客様にも土地の紹介、仲介が可能となり、更にはモデルハウスを兼ねた建売住宅の建設・販売も出来るようになります。このようにモデルハウスを手掛ける事で新商品の性能を自社でチェックし、その結果を注文住宅に反映させる事も出来ます。

多くのお客様は『家づくり』を考え始めた時にまずは有名なハウスメーカーのモデルハウスに行きがちです。私は以前ハウスメーカーに勤務しておりましたので裏事情も含めある程度知っておりますが、必ずしもハウスメーカーが弊社より格段に良いモノを作っているとは思っておりません。もちろん弊社が逆立ちしても敵わない技術を持っている部分も有りますが、一般注文住宅では負けない商品をご提供出来る自信はあります。特に雪国に特化した住宅となれば尚更です。弊社の良さを知って戴くには、まず建てた家を見て戴くのが一番です。しかしコロナ禍が続く現在ではかつてお建てになられたお客様の家を訪問するのはなかなか難しい状況にあります。そこで弊社事務所に併設させたショールームが生きてきます。いつでもお客様のご都合の付く時間に見学が可能です。ましてや弊社イチオシの全館床暖房は極寒の今こそ是非ご体感戴きたいものです。

弊社では使用する素材の長所・短所をなるべく多くお客様に説明するように心掛けております。それは住み始めてからのメンテナンス費用を抑える事に繋がるからです。家は建てる時に大きな金額を必要としますが、使い方や選び方を間違えると住宅ローンの支払い途中で大きな修理費を求められる事があります。それをいくらでも抑えるにはお客様自身の日頃のメンテナンスが重要な訳で、それは素材の特長を理解していないと正しいメンテナンスにはならないと考えております。家は建てたら終わりではありません。家は建てた後からが重要な事を是非知って戴きたいと思っております。

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