2021年はメリット最大で新築住宅が建てられるラストイヤー!

タイムリミットは2021年9月30日!!

これまでの住宅工事で国から手厚い優遇措置を受けられたのは新築工事よりリフォーム工事のお施主様だったと思います。ところが今コロナ禍のせいもあり、新築工事でも大きな優遇措置が受けられる事をご存じでしょうか?添付した「国土交通省」のパンフレットには『メリットが出る4つの支援策!』と題して各支援策の要点が書かれています。

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①住宅ローン減税の控除期間が13年間
②住まい給付金は最大50万円
③贈与税非課税枠は最大1,500万円
④グリーン住宅ポイントを創設(新築は最大40万円相当)

④を除いては本来2020年末に終了したはずの優遇措置でしたが、コロナのせい(おかげ?)で期限が延長されました。それにプラスして④のグリーン住宅ポイント制度ですから、かつて無い規模の恩恵が受けられるのです。しかし、これはあくまでも時限的な措置である事に注意しなければなりません。

表題に「ラストイヤー」と書いておりますが、正確に言うと年末までではありません。これら『4つのメリット』を最大限に行使するには「今年9月30日までに建設業者と工事請負契約書を締結しなければならない」という条件があるのです。契約書を締結するには、それまでに計画を立て、見積もりをし、プラン内容・仕様と金額が合意されていなければならないと言う事になります。これは数日間で出来るものでは到底ありません。数カ月の日数と労力が必要です。つまり、早く行動を起こした人ほどその権利を獲得する確率が高く、遅くに行動を起こした人ほど権利を獲得する確率が低くなるのです。とかく注文住宅はお客様との出会いから契約までに半年以上掛かるケースも珍しく有りません。複数の業者に見積り依頼をすれば更に時間は掛かりますので、いかに早く信頼出来る業者1社を選んで計画に着手するかが大きな鍵になると思われます。

①と②は今年9月30日までに契約を、④は今年10月31日までに契約を締結すれば来年の工事でも各優遇措置が受けられる対象となるのです。つまり③を除けば来年の工事であっても『3つのメリット』を受ける事が出来るのですが、ここで注意しなければならないのが「契約締結日」なのです。例え、来年の工事であっても『3つのメリット』を受けようと考えるのであればタイムリミットは「今年9月30日までの契約」となるのです。「来年になったら家を建てよう」とお考えの方も今から行動しなければ、せっかくのチャンスを逃す事になりますので早い段階からのご計画をお薦め致します。これらの優遇措置がまた受けられると言う可能性は無いとは言い切れませんが、それがいつにになるかは誰にも分からないのです。「チャンスの女神様の髪は前髪だけです。」過ぎ去ったら捕まえる事が出来ない事をお忘れなく。