「ますます遠のくマイホームの夢」と思われている方へ

こんにちは!
誠心住工房フォレストの佐々木です。

イラン情勢で先行きが見えない今日この頃、物価が上がり品物が手に入らず困っていますよね。これは日本だけではなく世界中の国々も皆そうだと思いきや、実は戦争を引き起こしているアメリカはそうでもないようなんです。ニュースではガソリン価格が上がってトランプ大統領の支持率が下がっているなどの情報が流れておりますが、住宅資材などは今までと変わらず普通に購入できているらしいのです。私がアメリカに行って確かめて来た訳ではなく、アメリカの友人から最近聞いたお話です。

私はメジャーリーグの試合を見るのが好きで、大谷選手が出場する試合は毎回録画して見ております。ドジャースは人気球団ですので、どこの球場に行っても観客はたくさんいますよね。そして最近よく思うのですが、「この国って今現在『戦争』をしているんだよな。」って。政府と軍隊はイランと戦争真っ盛りなのに、国民は普通にピーナッツやポップコーンをほうばり、ビールを飲みながらメジャーリーグ観戦・・・。私的にはこのギャップに理解がどうも着いて行けません。

ちょっと話がズレてしまいました。申し訳ありません。そもそも住宅価格が一気に上がり始めたのが、ウッドショックの時でした。そしてコロナ禍に入り、年が進むにつれて住宅価格も上がり、「もう限界!」って思っていた矢先にイラン情勢で「もうOUT!」って感じです。今は材料が入って来ず、見積り依頼をしても返事が来ません。呆れた事に「入荷した時にならないと価格が出ません。」と言われる始末です。高級な寿司屋と同じで時価での商売のようになりつつあります。ですから仮にお客様から注文のご依頼が来ても簡単には見積りが出せないのです。こんな状況がいつまで続くのか分かりませんが、日本政府にはこの異常事態をもっと重く受け止めて貰いたいと思います。"ナフサ、全然足りていません!"もう企業努力で何とか出来るレベルではないんです。

と、まぁごちゃごちゃ愚痴っちゃいましたが、愚痴ばっかり言っても暗くなるばかりです。なので少し前向きな事をしていきたいと思い、この度大仙市で建売住宅を建てる事としました。建売住宅は住む人の要望が一切反映されていないデメリットがある反面、「この価格でこの内容は凄い!」と思わされるコスパの良さというメリットがあります。またお客様との打ち合わせに要する経費が掛からないので、浮いた経費を値上がりした資材の購入資金に充てられます。他にも設計士がいつかやってみたいと考えている事をカタチにしてみたりとか、これらのメリットがデメリットを大きく上回れば、「住みたい❣」と思って戴けるのではないでしょうか?

弊社が初めて世に出す「建売住宅第1号」にご期待ください!
詳しい内容については2カ月ほど後にお知らせしたいと思います。

『不動産事業部』設立のお知らせ

お世話になっております。お知らせが遅くなりましたが、弊社は2026年1月20日付けで新たに『不動産事業部』を設立致しました。不動産事業部の責任者には「大野博之氏」を迎え、今後は土地、中古住宅の仲介をはじめ土地・中古住宅の仕入れ、販売や建売住宅、アパート事業など幅広い営業をして貰います。不動産事業部の屋号は『ミライズ Real Estate』とし、建築事業部である『誠心住工房フォレスト』との相乗効果を図り、効果的な営業の仕組みを作り出したいと考えております。

今年は横手市にアイ工務店さんも進出して来ると言われております。数年前にタマホームさん、一条工務店さんと進出し、大曲にはプライムハウスさんも来て県南地域の建築業界は大きく様変わりしました。また法律の改正に伴い、省エネ性能や耐震性能に大きな差が無くなった事で他社との差別化がしにくくなりました。

株式会社フォレストでは大手ハウスメーカーや有名地元ハウスビルダーに正面から戦える商品も商品も作っていきますが、それだけではなく多角的な経営を目指します。その最初の一歩が『不動産事業部』の開設なのです。弊社は不動産事業を令和5年夏から出来るようにしておりましたが、今まで開店休業状態でした。大野氏の入社でようやく本格的に不動産事業が動き始め、既に実績も挙げております。ぜひ弊社の今後の展開にご期待ください!

2026年の年始めに思うこと

明けましておめでとうございます。
誠心住工房フォレストの佐々木でございます。
年が明けて2週間が過ぎましたが、本年もよろしくお願いいたします。

さて弊社は今年4月で会社設立11周年を迎えます。これもひとえに弊社とご縁が有ったお施主様方をはじめ協力業者の皆様方やコンサルティング会社や金融機関の方々のお陰だと思っております。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

昨年を振り返しますと、平屋注文住宅3棟に小さなリフォーム案件が数件とまずまずの成果が得られました。新築だけにフォーカスすると全棟平屋という弊社に取っては初めての現象が起こりました。世の中で平屋ブームが起きている事は聞いてはおりましたが、一年間で建てた注文住宅すべてが平屋というのは想定外でした。お施主様の事は個人情報なので細かな事は語れませんが、共通していた事が二つ有ります。一つは既存住宅の年数が古くて80坪を超える大きな家だった事。もう一つはそんな大きな家に住んでいる家族の人数が2~3名という事です。

これを読んで「うちと同じじゃん。」と思われた方は少なくないと思います。昭和40年代~50年代に建てられた家にお住まいの方はとにかくこのケースと同様な事が多いように見受けられます。無駄に広い玄関、使いもしない和室の続き間、全く使わない広縁などなど。使わない部屋が一番日当たりの良い所にあって、普段生活する場所は日中でも電気を付けないと暗いなんて家は昭和の家そのものです。これは冠婚葬祭は自宅で行うという昔ながらの風習がその時代にも引き継がれて出来たものです。例えば結婚式。現代であればホテルやウェディングホールで行うのが当たり前ですが、昭和の時代では自宅で行われる事も多くあり、大勢の人が入れるように続き間の和室が有った訳です。でも結婚式がその家で行われるのは何十年に一度ペースだと考えると何ともったいない家づくりを行っていたんだなと思わさざるを得ません。もちろん結婚式だけではなく、お盆や正月にも親類が大勢集まって使う事もあったでしょうが、それでも年に2回です。使用頻度から考えると現代の家づくりでは真似できない人の方が圧倒的多数でしょう。

3棟の平屋はすべて居住スペースが30坪未満というのも共通しています。私は家族が3名以下なら25坪くらいでも充分だと思っていますが、お施主様のご要望は多岐に渡りますので最終的には30坪くらいまで膨らむ場合もあります。でも30坪以下の平屋でご要望が全て納まるのであるのであればベストなプランだと思います。とかく平屋は「贅沢な家」と呼ばれるように同じ坪数の総2階建ての家と比較すると坪単価の高い家になります。なので大きくても30坪を超えないコンパクトかつ生活動線の良いプランの提案を心掛けております。

若い世代(Z世代)の方々からの問い合わせはそれほど多くはありませんが、若い人達にもぜひ弊社の家づくりに興味を持って戴きたいと思い、今年は若い世代に向けた活動もして参りたいと思っております。私も20代、30代の頃に設計した作品を思い返す事が時々あります。若い時って怖いモノ知らずで今にして思えば、気恥ずかしいプランを平気でお客様に提案しておりました。お客様も同年代の方が多く、それはそれでご理解を得られましたが、あれから30年経った家はどうなっているのかと考えることが有ります。若い時って「この建物が35年後(支払い終了時)にはどうなっているのだろうか?」って考えない人の方が多かったと思います。デザイン優先で急勾配の屋根を作ったり、無駄な吹き抜けを作ってトップライトを付けてみたりとメンテナンスの事を度外視したプランを提案していました。それらを設計した私も現在59歳ですが、今はそのような設計は一切行いません。人間は歳を重ねていくとモノの見方が変わってきます。つまり何が言いたいかと言うと「いま貴方が建てようとする家ってメンテナンスの事まで考えたプランになっていますか?」と言う事です。

どんな家であってもノーメンテナンスで35年間暮らせることは無いと思います。どんなに長くても10年も住めば何かしら不具合が発生してくるものです。その不具合を直す費用の事って考えていますか?まぁ、殆どの方は考えておられないでしょう。そういう不具合な事は案外立て続けに出てくる事が多いのですが、家を建てる前のプラン段階でメンテナンス費用を抑える事が出来ることをご存じでしょうか?
例えば総2階建ての屋根や外壁の塗装工事。下屋が無い総2階だと地面からハシゴを掛けて一気に6M以上の高さまで登る訳ですが、これってかなり恐い事なんですね。取り敢えず屋根に昇れて屋根の面だけを塗るのであればそんなに難しい事ではありませんが、破風面や外壁まで塗り替えるとなると全面足場を架けないと作業が出来ません。そうなると費用はかなり高額になります。更に急勾配の屋根だと屋根足場も必要となり、その分が増額になる場合も考えられます。

総2階建ての家は新築する時は一番コストバリューの良い商品ですが、外部メンテナンス費用の事を考えると結構高く付きます。逆にメンテナンスで一番安上がりなのは初期投資の高い平屋でしょう。極端な事を言えばメンテナンスの事を考えた平屋で建てた場合、お施主様がDIYで塗替え工事程度なら出来るのです。とは言え「ない袖は振れぬ」で平屋にしたくても出来ないお客様も多くいらっしゃると思います。仕方なく2階建ての家を建てる場合でもメンテナンスを考えた家づくりは出来ます。ぜひ設計士の方と話し合って後々『後悔しない家づくり』を心掛けて戴ければと思う次第です。

今年は60年に一度の『丙午年』だそうです。皆様方が「天高く馬肥ゆる一年」になれます事を祈念して、新年の挨拶とさせて戴きます。